つぶやきりんこ

横浜翠陵中学校(よこはますいりょうちゅうがっこう)

自然体な学校

 共学化になるにあたり、先生方は研修を積み重ねたそうだ。共学化してすぐの学校の先生を呼んで講習をしてもらったり、共学の校長から苦労話を聞かせてもらったり、専門家から男子への叱り方とか、男の子とはこういう生き物だというレクチャーを受けたりと大忙しのようだった。しかし、実際に受け入れてみると、不安はすべて杞憂だとわかったとある先生はおっしゃる。
「教えることに男も女もないですからね。生徒に一生懸命向き合うってことに変わりはないですよね」
ただ、野郎の反応は面白いらしく、女子校時代にはない新鮮な驚きが多々あるのだと聞いた。
生徒から言えば「男に甘い先生と女に甘い先生」に分かれるそうで、その辺の話を振ると男女共生徒たちは大盛り上がりであった。本当に男女の仲が自然でいい。
もっとぎくしゃくしたものがあるのではないかと思ったのだが、意外なほど学校も教師も生徒も自然に受け止めている。
先生がニッコリ笑ってこうおっしゃった。
「ウチのレベルですから(入る子たちは)勉強してきていないです。だから勉強はさせて鍛えますよ~!まずは勉強するために生きてるんじゃなくて、生きるために勉強するってのをわかってもらわないとね!」
出会った沢山の生徒さんたちすべてが明るくて素直ないい子たちだった。環境を買うということはこういうことも指すんだなぁ。




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