百問百答の最近のブログ記事

Q73 
りんこさん、こんにちは。
もう息子(中3)と話す機会も減りました。疲れました。
宿題をしないでネットばかりやっているので、パソコン取り上げました。
それから、10時半ぐらいに明日の用意をして、寝てしまいました。
宿題もテスト勉強もしないけど、しかたないです。
勉強は塾も家庭教師もしようとしないし、親ともしないから、
もうどうしようもない状態ですが、本人の責任としてほっとくしかないです。

私も本人が望まないなら、無理に進学コースにのせなくてもいいかと思うようになりました。
高校卒業でも、就職できればいいかと思います。
大学に行って就職できないのでは悲しすぎますもの。

りんこさん、私も変わればいいけれど、変わり方が分かりません。
頭で、考えても心はなかなか変われません。
(H美ちゃんよりメール頂きました)

A73

アタシが個人メールで「母が変わらなくちゃ、息子は変わらないよ」って書いたから、
返事をくれたんだよね?ありがとね。
この歳で「変わる」ってことはきついんだけど、
それでも今までの価値観を横から、斜めから、裏から見てみる機会がきたんだよね。
ここ、きついけど、越えたら楽になるよ。

子どもはね、親と話さなくなって普通。
15歳前後で勉強からは全力で逃げる子も普通。
エロ本が部屋にあって普通。
壁に穴が開いてナンボだし
親が嫌がることを「これでもか!?」ってするのも普通なんだよ。

一貫校母はさ、恐ろしい程の学歴の呪縛があるじゃん?
最低でもMARCHに行かなきゃ意味ないだろう?とか、「ここ出て、ここ?」とか
「えええーーーー!!!???なんで、平常点が付くのに、
提出物出さずに平気でいるの?」とか「学校に行ってないだとーーーー!!!???」みたいにね、
目に見えるものに反応がやたら良くなるよね。

特に自分や自分の環境が学歴面で良かったりすると、
そこに最低水準を置いてしまうから、それから外れてしまうと、
もう全力でそこに近付けようと努力する母、多いよね。

アタシね、色んな人見て来て、それをやっちゃうのは一見、無駄のように思うんだけど、
実は経なければならないプロセスだと思うんだよね。

丁寧にやるしかないんだよ。
きっと、H美ちゃんがやっているみたいに、何とかしようと思って、
個別や家庭教師を付けたり、
母自らが宿題やっちゃったりね、
悟したり、怒ったり、怒鳴ったり、殴ったり、いろいろやると思う。
それ、やりなよ。いいよ、やって。(あっ。もうやったね(笑)グッジョブ!)

発狂か!?ってくらい、自分の気持ち、子どもにぶつけて、価値観押しつけて、
世間体を語って、自分が思っている「最低でもこのライン」までは登らせるように
必死になるのは当然なんだよ。だって、親だもん。

そうするとね、子どもは全力で逃げる。
もっともっと考えられない、考えてもみなかった線まで、
どんどんと堕ちていくように感じると思うよ。

やがてね、母は諦めるんだよね。
諦めるって言うより「母を引退しよう」って考えるの。
「この子はこの子だし、アタシはもう知らない」って。
疲れるんだよね、母をやり続けるって。

15歳前後ってすごく難しくて、ここを節目として丁寧に越えるてことがひとつの山になるからね。今ね、H美ちゃんはここにいるんだと思う。

子どもは誰しも親に対しては「もっと愛して欲しい⇔ほっといてくれ」
の綱引きをやってるんだよね。
それは生涯続くんだと思うよ。
自分がオバさんになろうが、お婆さんになろうが、
親が生きている限り、親からの無償の愛情を求め続けると思う。
一生やる続けるんだもん、
15歳がこの綱引きで強烈に親の愛情を探るのは自然なことだとも思うよ。

あ~、めんどくせー!と思うよね。
特に自分自身がいい子で、反抗期がなかったと思える場合、
その壮絶さに「なんで自分だけ、こんな目に?」って思っても仕方ないよね。
「引退」の二文字を口にするのも当然だよ。

でも「母を引退したい」って思ったときに道はふたつに分かれると思ってね。
「もう本当に知らない」って言って「居ない者」として扱うケースが本当にあるのと
「もう本当に知らない」って言って「居る(必要な)者」として扱うケースね。

竹を割るようなスパッとする女は嫌いじゃないけど、
母はねアタシはもっともっとぐっちょりしてていいと思うよ~。
諦め悪くてナンボなんだよ、母は。

「居る者」として扱うってことの一番の道はね「悪いところを数えない」ってこと。

「良いところ」はひとつも見えないでしょう?
だって、ないと思っているから、見つけられないんだよね。
だから、せめて悪いところを数えないの。

H美さん、ほっておくのと見守るのは違うよ。
何度も言っているけれど、母が思う方向に行かせようとする労力よりも、
彼の好きなことを、得意なことを見つけてサジェストする労力の方が気持ちいいよ。

そのための中高一貫6年間だったでしょう?
成績が悪いから、学校を変えようか?とか、行かないなら学費がもったいないから辞めさせよう、働け!と思って受験させたわけじゃなかったじゃん?

彼が彼らしく、充実して生きててよかったって思える人生になるように、
そのために得意なことが伸ばせるようにと思って受験したじゃない?

今、そうなる(充実する)必要はないんだよ。
彼が大人になって、やがて家庭を持ったりしたときに、本当に巣立つと思うけど、
そのときに出来れば充実していて欲しいと願うくらいでいいんじゃない?

何度でも言うけど、アタシは彼がこの環境で、
よく頑張って学校に行ったなって思い切り褒めてあげたいし、
部活にも出て、ちゃんと進級して、順調によく育っているって思うよ。

自信、持って。彼を見捨てちゃダメだよん。


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Q72 
りんこさんはじめまして、小学2年生(男子)母親です。
息子が1年生の時に塾に通いたいと言い始めたので、
私は何も考えず 近くの塾にぶっこみましたが、
その塾は大手の進学塾だったらしく (関西です)
そこから中学受験の事を勉強し、りんこさんの本も愛読させていただいております。
そこで質問なのですが、2年生位からやっとけばいいと思うことを教えて下さい。
よろしくお願いします。

(N子ちゃんから編集部にご質問頂きました)

A72

メールありがとね。拙書も読んでくださってありがとう!
1年生なのに自分から塾に行きたいってか!?
すごい!!将来有望じゃん!

今、1年生から中受塾に通っているって子、多いよね~。
偉いね~。
たこ太(りんこ息子)の頃なんて、
小1はみーんな猿とたいした差はなかった気がするんだけど、時代かね~?
ポケモンの名まえを全種類、諳(そら)んじてくださったから、
コイツは天才か?と勘違いしたけど、
こーゆーのと学力とは比例しないとこが哀しいやね~。

さて、やっておけばよかったなって思うこと、いっぱいあるよ~(笑)

まず、いろんな講演会に行っては力説してるんだけど
低学年までに「提出物は死んでも出せ!」を骨の髄に沁み渡らせた方が絶対にいいよ。
提出物を出さないと気になって眠れないくらいになって頂けると、中高、母が楽よ~!

アンタね、私立の先生なんて、ものすごく諦めが悪いんだから、
レディ(りんこ娘)の先生なんて高3になっても
「(高2で課題にした)『毎日数学』、200枚たまってますから、出して下さい!」
って追ってくんのよ。
しかも本人に言っても出しやがらないから、母に言ってくんのよ!
「時効だろ~?」なんて先生さまに向かってゼッテー言えないからね!

この提出物問題をクリアしたら、公立に行ったって大船に乗れるっつーの(母が)。

学校のお知らせがランドセルの下でアコーディオン状態になっている母、
前途多難と予言しとこう。

次にね、字を綺麗に書けるように習字でもいいんだけど、
ちゃんと書くということをさせればよかったなぁ。
達筆じゃなくてもいいんだけど、少なくとも、自分で何を
書いたかの判読は出来る文字にして欲しかった(涙)。
たこ太、おめ~だよ!おめ~!

これは、出来れば同時にノートの取り方とかを教えてあげればよかったんだよね。
アタシは放置放任だったから、気が付いたら、
いつだって試験用紙も新品同様、ノートも新品同様って感じになって、
茫然としたことがあった。
多分、どうやって書いていくのかとかを教わったこともないんだと思うんだ~。
賢い子は自分で開拓するんだけど、残念な場合はさ、
教えてあげるしかないんだよね。
しかも低学年のうちにね。

次にね、本をね、読む時間を作ればよかったなぁって思う。
国語力がないと算・理・社と全ての問題が解んないのよ。
そもそも問題が何を聞いているのかの意味をね、お解りになって頂けないのよ。
これは困るよ。解く以前の問題だからね。

ゲームを死ぬほどさせていたけど、少し削って5分でいいから、
読書の時間とか読み聞かせの時間にすればよかったと思ってんの。
読んでいたのは、ナルトとかドラゴンボールとかだからさ、
「グェ」とか「ズキューン」とかの擬音になっちゃうんだよね。

新聞でもいいと思う。何か、漫画以外で活字を楽しみながら読む習慣をつけると、
ものすごく語彙力が伸びて、同時に下世話な話だけど偏差値が格段にアップする。

本を読む時間がなかったら、母が説教じゃなくて、
子どものお話を聞いてあげればよかったなぁって思う。
アタシはさ、説教をするか、めんどくさくて子どもの話を
全く右から左で聞いていないかのどっちかだったような記憶があるんだな。
「お母さん、お母さん!戦闘力が15000になって、どうのこうの」って
ゲームのお話は超どうでもよくて聞かなかったんだけど、
もう少し聞いて、その世界を知ってあげれば良かったかなって思う。

塾に行っているんだったら、今日習って来たことをお母さんに教えてって言って、
先生になってもらうっていうのもすごくいいよね。

友人は娘に小さいころから「すごいね~!」とか「よく出来るね!?」とか
「こんなこともわかるの?お母さん、全然、わかんないの。教えて」
なんて言って育てた人がいるんだけど、
その娘は今のところ早慶総なめ(国立発表はまだだから)全勝なんだよ。
こういうところってすごく伸ばさせる要素なんだなぁって
今頃、気付くアタシ(遅いっつーの)

後はね、興味あることで、上手だなって思うことは応援してあげるといいと思うよ。

サッカーが好きなら、トコトンやってもらうし、お絵かきが好きなら、
そういう教室に行かせてレベルアップしてもらうとか、
動物が好きなら、思い切って飼ってみて、お世話をしてもらうとか、
得意なことを見つけて、伸ばしてあげることを考えると、後々、これが効いてくるよ~。

森公美子さんが言ってたけど「象って走れるの?」ってお父さんに一言言ったら
「見に行こう!」って言われて行った先がアフリカだったとか。
そこまでは中々出来ないけど、そういう興味を持った一言に
反応してあげればよかったなぁって思う。

それから、これは検証してないんだけど、
ボーイスカウトに突っ込んどけばよかったと思ってるの。
友人知人でやっていた人の大学実績が妙にいいっていうこともあるし、
なんかこれをやっていた子に生きる力があるような気がすんだよね。

まあ、入らなくても、せめて家の手伝いをさせるとか、
料理をさせるとか、買い物を任せてみるとかをすればよかったなぁ。
アタシは勉強してくれたらそれでよかったんだけど、勉強なんかしやしないから、
それだったら、母にまとわりつかずに静かに何かをしてくれてたら
それで楽ちんって育て方しちゃったから、
今頃、すべてのツケが回ってきておりますです。

きっとN子ちゃんはもっと実践的なことを(
例えば、算数は方程式で考えた方が中学に行ったときに楽よとか、
英語はこうやった方がいいよとか)聞きたかったと思うんだけど、
やるべきというか、やった方がいいことって、
家庭でしっかりと子どもをみるってことに尽きるよね。
しっかりご飯を食べさせるとか、早寝早起きをするとか、
結局、いかに母が日々の暮らしを丁寧にやっているかってことが、
すべての基本の気がするのね。

これがアタシは出来てなかったからなぁ・・・。

小手先で通用しないところが、これらの難しいところだけど、
やれるところからやって、出来ないところは目をつむるっていうのがいいのかなって、
そんな風にアタシは思っております。



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Q70 

初めまして。突然のメール、失礼します。
娘の受験が終わり、二週間経ちました。
娘は第一志望校がダメだったショックも忘れたように
楽しく日々過ごしているようですが、私は気持ちが切り替えられず...。
一年生から通った塾ですが、娘の苦手分野を何度も相談しましたが、
個別対策はしてもらえず、不信感を募らせていました。
直前には塾には行かず、家庭教師をつけ、
本人もとても頑張りましたが、
算数の基本が全然入ってなかったことが判明してしまい...。
直前に算数を一からなんて無理ですよね。
無理だろうな、とは思っていましたが不合格通知はこたえました。
主人の家系は皆、娘の第一志望校出身で同じような年頃の親戚も、
その学校の小学校に通っています。娘だけがその学校に通えない...。
いえ、娘ヨリ私のプライドなのかもしれません。
志望校に入れてやれない母親、ダメな嫁。
娘は喉元すぎれば、で大学受験でも同じような状況になりそうなきがします。
娘に優しく接することができない。
気持ちのなかでは、第二志望校の学校行事にも参加したくない気持ちでいっぱいです。
こんな私でも、気持ちを切り替えることができるのでしょうか?

(ポケモンママからご質問いただきました)

A70 とりあえず、いっぱい泣くこと

ポケモンママちゃん、メールありがとね。
ポケモンママちゃんのように、立ち直れないとうずくまる母があまりに多いので、
その方たちのためにも、こちらで回答することをお許しください。

中学受験、想像を絶するきつさだったでしょう?
これはね、経験のない人にいくら言っても、わかってもらえないんだよね。

「死にたい」ってメールをくれる母も毎年、数多いんですが、
実際、何もしたくない、何も考えられないっていう状態の母は多いんだよね。

そういうときってね、なんか泣くタイミングを失っていることが
多いような気がするんだよね。

話は全然、違うんだけど、アタシが父を亡くしたときに泣けなくてね、
なんか完全に泣くタイミングを逃したんだけど、未だにきちんと泣けてないんだよね。
そうすると、思いがいつまでも残ってしまって、
自分は薄情なんじゃないか?とか、色々、頭を巡るんだけど、
どうにも死んだってことを受け止めていない自分もいるんだよね。
なんか、いつまでも鉛が心の中にある感じ。

多分、思うにタイミングを逸したんだと思う。
もう今更、何年も経ってからの大泣きは難しいんだよ。

人間は悲しいときには声をあげて泣いた方がいいし、
悔しいときは声を上げて「悔しい!」と言った方がいいし、
嬉しいときには嬉しさを思い切り表現した方が、
その後のためにとってもいいんじゃないかって思っているの。

子どもが一番辛いんだから、母である自分は気持ちを殺し、子どもに寄り添い、
子どもに未来を期待させるような言葉かけをしなければ!って
無理をしている母がいっぱいいるよね。

「前を向いて」とか「母はどこになろうとも子どもの進学先を祝福して」
っていうアドバイスで溢れると思うし、
実際、そうしようとしている母ばかりだと思うよ。

でもね、アタシは思う。
「そんなん、できねっつーの」

母が一番、悔しいんだよ。
アタシは子どもの比ではないと思うよ、その辛さ、切なさ、悲しさは。

色々考えて、考えて、この道を強いた母だからこそ、
いつまでも「これでよかったのかな?お願い、誰か、これでよかったって言って!」
って気持ちは消えないよ。

「きちんとした母」であろうとする気持ちと、
絶望の中にいる自分は一緒の人物だからさ、実際、立ち直るのは難しいんだよね。

一瞬にして立ち直る魔法があるわけはないんだけど、アタシはこう思う。

ちゃんと泣きな。

出来ればしゃくりあげる幼子のようになって、一回、ちゃんと泣きなね。

それは早いタイミングでやった方がいいよ。

こんなに努力したのに!とか、こんなに最後まで頑張ったのに!とか
アイツもコイツも不幸になれ!とか

そんなことを吐き出しながら、なんで自分がこんな目に?って、
ひとりのときに泣くんだよ。

それが出来たら、あったかい春が来るって。

まず泣くこと。きちんと泣くことは本当に大事なことなんだよ。

ポケモンママちゃんはダンナさまの親族が絡むから余計に辛さを背負うよね。

この棘はね、多分、子どもが大学生くらいになって自分の好きな道を目指して、
若さを謳歌しているんだなぁって思うまで抜けないと思う。

学歴ではなく、何処の学校かではなく、
ただこの日々をこの子なりに精一杯楽しんでいるんだなって
実感するまでは抜けないと思うよ~。
これは価値観を丸ごと変えるほど、大きなことだからね、
これこそ一朝一夕には難しい。

ただね、色んな人たちの話を聞いて来て思うのは、
人間って所属するところにはすごい愛着を感じる生き物だなぁって思う。

入学後、初の懇親会で「こんなところに来るはずじゃなかった!」と泣き崩れた女はね、石を投げれば栄光学園っていう血筋の家だったんだけど、
どういうわけかズカイに来たのよ。
でもね、あれほど嫌ったズカイを卒業するころには
「ズカイ、サイコー!」って言い放ったからね。

まあ、人間はこんなもん。
それでいいと思うよ~。

第2志望の行事に行けない!って思えば、行かなきゃいいじゃん(笑)
でも、春が来て、初夏が来てってなったら、確実に学校に行ってるから!

アタシが言いたいのは、その時々の自分の正直な気持ちに蓋をしないんだよってこと。

良い母であろうと思い続ける必要はないんだよ。
もう十分、良い母だとアタシは思うから。

だって、こんだけ悩んで、居たたまれずメールをくれてるじゃん?
それが良い母の何よりの証拠だよね。

お嬢さんが何事もなかったかのように振る舞うのは
母にとっては本当に助かることなんだよ。
お嬢さんのこころの中まではわからないけど、
ものすごく沈み込んで、うつ状態になる子もたくさんいるの。

その母たちの絶望感は言葉では表現できないんだよ。

解放感に満ち溢れている我が子を持てる母は幸せね。

さあ、母も泣くだけ泣いて、沈むだけ沈んだら、
あとは体が重いんだから浮上するしかないっしょ?

今までの拘束された毎日がなくなって、
こころにポッカリ穴が空く母、続出だろうけど、
それはそれでポッカリ空いててちょうだい。

春からは、毎日、忙しいわよ!
夕方6時半の電話に怯える日ももうすぐ、そこね。

それまでは、思い切り沈んでいてちょーだい。

無理に明るくなんて振る舞うなよ~!



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Q69 
りんこさん こんにちわ。
いつも りんこさんの本にはげまされています。
昨年の今頃でしたか、出版記念イベントにも参加し、
りんこさんに直接ハグして勇気づけていただきました。

長男がもうすぐ受験を迎えます。
中学受験は長女で経験していて、どんなに大変か分かった上で、
覚悟して始めたつもりでしたが、いまさらながら、後悔しています。
幼い息子の低いモチベーションを、
せめて0にならないように必死で叱ったり、励ましたりの日々。嵐の吹き荒れる日々。
でも、それもあと少し、と自分も息子も何とか頑張ろうとしています。

それなのに、昨夜塾から戻った息子から、
「算数が全然だめだし、志望校にもふさわしくないから、
冬季講習からクラス落ちだって言われた」と聞かされました。
確かにここ何回かのテストは、算数が壊滅的な出来です。
授業もただいるだけで、やる気がないと叱られていることも知っていました。
クラス落ちも親も本人も覚悟していたことです。
でも、明日は最後の公開模試なんです。
せめて、気持ちだけは前向きにと思っているのに、
ここで「志望校はだめ」とはっきり言われてしまったら、
どんな気持ちで受ければいいのでしょう。

はじめて塾にクレームの電話をしました。
当然、そんなつもりで言ったのではない、という返事でした。
今までも塾の対応には不満もありました。
でも、情けない息子の状態を見れは、塾のせいには出来ないと我慢してきました。
今回もすべては息子に原因があることはわかっています。
が、我慢できませんでした。
もう、塾にも頼れず、あと1ヶ月どうしたらいいのか。
私に出来ることは何なのかわかりません。
どうかこんなダメ母にアドバイスをお願いします。
(ユーミンちゃんからご質問いただきました)

A69

 年明けすぐに受験本番という地方もあるので、
母たち、落ち着かない日々を過ごしておられることでしょう。

ここに来て、最終模試の結果が最悪だとか、
ユーミンちゃんのようにこの期に及んでのクラス落ちとかで、
滅茶苦茶、凹んでいる母も沢山いると思う。
「ジャンプアップ」をはかるべきところなのに「大幅ダウン」になるから
母は「時間がないのに!」って焦りで発狂しそうになるよね。

でもですね、この最終模試最悪とかクラス落ちっていうものは
全然気にしなくてOKなんだよね。
要は受かればいいんだから、塾のクラスなんかどうでもいいのよ。

それを「諦めな!」ってことと取るのか
「気を引き締めよう!」ってことと取るのかで180度違うからね。

ユーミンちゃんはまず塾に行きましょう。
行って「息子と私を助けて!」と大騒ぎして来てちょうだい。

「アンタ(塾)のせいでモチベーションが落ちまくってしまった。
責任取って上げ上げにしてくれ!合格させやがれ!」くらい言っていいんだよ。
母のたまらない気持ちを拝聴して、モチベーションを上げて行くことは塾の仕事だからね。

母との面談、子どもとの面談を至急にやってもらってね。

これからは気持ちをいかに前向きにしていけるかがポイントになる。

過去問見て、正答率を見て、落とせない問題を落としていないか、
捨て問(正答率が極めて低い、合否にとってはどうでもいい問題)は
存在するかなどを冷静に見てね。
意識すべきは合格最低点。ここをクリアできるかだけを考えればいいの。

塾にはモチベーションを上げることに重きを置いてもらって、
それから冷静に志望校&併願校についての話をしてきてね。
親が舞い上がっていてはダメよ。
最悪の最悪を想定した併願日程を組んでおくことが
「まさか」を起こさないポイントになるからね。

算数が何故、解けなくなったのかの謎解きも必要。
計算問題のケアレスミスなのか、解けていたものが急に解けなくなったのか、
ゆっくり解答用紙を見ながら、親子で謎解きできたらいいね。

自分で出来そうもなかったら、塾に「何故?」を分析してもらうことも大事。
「これこれこういうことをしてください」と具体的にお願いすることがコツね。

これからはね、みんなそうだけど、いかに「空飛ぶ豚」になって頂けるかで変わって来る。
「木に登る」くらいじゃ足りないから「空を飛んで」いただくと。

そのためには、まず自信をつけること。

「これが出たらバッチリ!」ってところを確認していく作業も大事ね。

例えば「旅人」ならバッチリ!とか「鶴亀」は任せろ!とか
算数じゃなければ「メダカよ、出ろ!」とか、そういう分野ごとに出来る、出来ないを、或いはどこのレベルまでは理解しているとかを確認していくと、ものすごく自信に繋がるから、やってみそ。

問題集を積み上げて「こんなにやってきた」って目で確認することも良い方法だと思う。

家族で「いける!いける!」と呪文をかけることも大事だし、最後の最後、試験前日になったら「楽しんで来よう!」って声をかけられたら、それはもう「いい受験」になったも同然だよね。

二谷友里恵さんが本の中で確か、小学校受験だったと思うけど、今まで食べさせたことがなかったコーラ味の飴を「魔法のキャンディ」として本番の日にお嬢さんに舐めさせるっていう場面があったと思うんだけど、ああいう演出はいいよね。

お腹が弱い子とかにパンラクミンやビョウフェルミンなんかの整腸剤を「問題が解ける薬」とか「お腹が絶対に痛くならない薬」として直前に渡すのも効果的だよ。

こういう風にね、どうしたら「あげあげ」「のりのり」な気持ちになるのか、いかに不安感を払拭して試験当日を迎えられるかの演出をする季節になってきたってこと。

あなたはディレクター、子どもはキャスト。
本番で緊張するのはどちらも同じなんだけど、演出家はどうやったらキャストが最大の力を発揮できるかを考えて、その人に合った励まし方をしていると思うんだよね。

叱咤激励する方が気持ちが引き締まるタイプなのか、褒め殺しにするくらいがちょうどいいのか、お子さんのタイプによるけれども、気持ち良く受けていただくことが必須になるので、そこは母は頑張るしかないよ。

塾に恨み節を言うのではなく、どうしても味方についてもらえるように、発狂しながら泣き付いてね。(泣く女を先生たち、ほっとかないわよ~)

ユーミンちゃんの場合、時間はまだ1カ月以上ある。
これからよ、伸びるのは!
諦めたら、そこで終わるからね。

母の出来ることは無数にあるよ。
悔いのない受験にするためにも、これ以上のフォローは出来なかったなってくらい頑張ってみる1月にする気があるなら、うまくいく(いい受験になるって意味ね)と私は思う。

がんばれ、中学受験生母!



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Q68

 りんこさん、中1の息子の相談にのってください。
母は浮上するまで時間がかかりましたが、
 息子は唯一合格した今の学 校を4月から喜んで通学していました。

けれど夏休み後半に、宿題あたりからこけ始め、
 しょっぱなは、9月 の宿題提出騒動からだんだんとおかしくなりました。
夏休み明け初日、宿題が間に合わなかったため、今日は学校休めば、
明日には出せるから休みたいとなり、私はそれこそ文字通りひきずって、
 車に押し込み、無理やり学校に連れて行きました。
 (そんなもの自分 が悪いのだから、怒られてきなさいと。)
案の定、別にわが息子だけでなく、他にもそんな子は大勢いて、
 それ でもみんな普通に登校しているんですよ。
そんなものでいいじゃないですか。それなのにうちの息子は...
そのときはそれで終わったのですが、そこから何となく生活のリズム
もくずれ、宿題や課題ができなくなり、雪だるま式に増えていく借金で
指名居残りになり、部活にも出れなくなり、それがきっかけで部活もさぼるようになりました。

10月半ばごろ、学校から「今日は休みですか」と連絡がきました。
私は働いているのですが、息子の方が先に家を出て見送っていたので、
大騒ぎになり、とにかく所在確認ということで、家に帰ってみたら、
家に息子がいたのです。
理由は、気持悪く、途中で吐いたので帰ってきたということでした。
家に帰るまで2,3時間ほどのタイムラグがあり、実際のところ、
どこまで本当なのか、何をしていたのかは今もはっきりとはわかりません。
その後も何度かバックれや、朝起きて突然、頭痛いだの、気持悪いだの、
 咳が止まらないだので学校を休むようになりました。
担任の先生が最寄り駅まで訪問してくれたり、三者面談もしたり、
 果ては学年主任も含めて親子5者面談したりもしましたが、
その時には、大丈夫、これからきちんとする。となるのですが、
 結局、11月の学校祭が終わってから、まともに登校しなくなってしまいました。

遅刻して私が付き添って連れて行ったり、尾行したり、駅で張り込み
したり、先生に校門まできてもらったり、 いろいろ餌(ゲーム)を出したり、
 半分脅すようなこともしたりと、とにかくありとあらゆることをして、
 登校させようとしましたが、一時的には、行っても続かず、
 そして今月の期末試験も当然受けることなく、実質2学期が終わってしましました。

最初のころは、授業や教室に行けなくても、カウンセリング室には行けていたのに、
 最近ではそれすら拒否するようになりました。
 これまで、なかなか原因がわからなかったのですが、
 結局は、宿題課題のペースについていけず、部活も出れないことから、行き辛くなり、
自分の思うように物事がうまくいかなくなって、学校に行く気が失せてしまったようです。

学校には、カウンセリングセンターもあり、教師とカウンセラーも連携が取れていて、
 しっかりと親も学校も体制は出来ているのですが、
いくら言っても、 本人がその舞台に上がってこないので、どうしようもありません。

カウンセラーの先生には、年間5回ある試験のうち、1回が受けなかったと考えればいい、
 まだ1学期と2学期の途中までは登校していたのだから、
 あせる必要はないと言われるのですが、そうは言っても、
 残りの3学期の登校と学年末試験の保証はないし、
 すぐ年が明けてしまうので、本当にあせっています。
せっかく縁あって入学し、ここまでよくしてくれる学校はないと思うし、
 この学校でつとまらなかった奴が内申のある公立でやっていける訳がありません。
そうなれば、実質高校も行けず、この子の将来はどうなるのと
 悪いことばかりしか考えられず、毎日けんかで生傷も絶えず、
 精神的にも参ってしまいました。

たこ太くんのことも読んで、その時は励まされたものの、
 やっぱり毎日外で制服姿の子供たちを見かけるたびに
 どうしてうちの子はいないの、うちの子はなぜ家にいて
 パジャマなんだろうと涙が出て仕方ありません。

去年の今頃は過去問を解かせ、志望校に向けて尻をたたき、
 親子で必死になっていたのに、1年後の今こんなことで悩むとは思いもしませんでした。
父親はご多分にもれず、学校はやめろ、俺はつきあえるか!の状態です。
 本人にはこれまで何度か学校をどうしたいのか聞いても、
 最初のころは辞めたくはないと言っていましたが、
 最近では何も答えず、何も話してくれなくなりました。

今は毎朝声をかけ、朝ご飯は一緒に食べ、私は仕事に行っています。
仕事は定時には上がるようにし、なるべく早く帰って、
 ご飯を食べさせ、早く寝かすよう、生活リズムは守るようしています。
 ただ、家にはいますが、昼間ははっきりいって何をしているのかわかりません。
本人曰く、ボーっとしていた、攻略本読んでいた、寝てた...。
 (さすがにゲームは私が預かり中です)
こんな生活がいつまで続くのか、社会復帰はできるのか、
 学校はどうなってしまうのか、不安でたまりません。

 私はどうしたらいいのでしょうか。(たっくん母よりメール頂きました)

A68
 辛いね~。朝、子どもが学校に行かないってことだけで世の中が真っ暗に思えて来るよね。
母が本当に自信をなくしてしまう時だよね~。

不登校のご相談は意外と多くて、
イジメというのか嫌がらせの類がクラスであってというものがきっかけになるパターン、
先生とのソリが合わずに行けなくなるパターン、
それに一番多いのが雪だるま式に増えた課題にどうにもならなくて行けなくなるパターン
と夫婦不仲などで家庭の雰囲気が悪いというパターンと、
この4種類が複雑に絡み合っているものが多いなぁって思う。

アタシはどれも15歳前後がかかる麻疹の一種のような気がして、
誰しもそんな思いが胸によぎるんだけど、重篤になってしまう子も結構な数いるんだよね。
その母はたまんないよね。

とりあえず冬休みになるから、起きなくても行かなくてもOK!という状況に
ちょっと息抜きしなね。

アタシは自分は本当に出来ないんだけど「待てる母」だったらどんなにか良かっただろうと思う。
多分、たこ太(りんこ長男)とアタシの組み合わせがよくないんだよね。
学校には当然行くもの、宿題は当然出すもの、模試は当然受けるものという
常識に縛られるアタシにはそれをしないで平然(と見える)としている息子が許せなかったの。

もう怒ったし、たっくん母みたいに鬼の形相で車に乗せて、学校前に捨てたさ。

でもね~、そういう子は頑固で梃子でも動かないんだよね。
早く気が付けば、もっと別の道があっただろうに、アタシが決めたレールから
ドンドンと外れるのが我慢できなくて、もう口を開けば説教だったよね。
(それは今もなんだよ。ヤツは全く聞く耳ないけど)
多分、それでドンドン追い詰めた。結果、息子はアタシには決して本心は明かさず、
ドンドン殻に閉じこもってしまったような気がする。

「ノープロブレム」って本(りんこ著)に、たこ太が15歳のときに言った言葉を書いたんだけど
「親はほのかに照らしていて欲しい」って言ったことがあるんだよね。

カンカンに照明を当てるのではなく、かと言って真っ暗にして放置するわけではなく
「ほのかに」照らしていて欲しいってものなんだけど
これが出来ていれば、本当にこの子の辛いときにそういう親であれたのなら、
この子の辛さは軽減されただろうに、アタシはカンカンどころか照明弾当てるか、
報復とばかりに真っ暗にするかのどちらかだった。

それはアタシの「不安」やら「不満」をそのままぶつけた結果なんだよね。
出来れば出来がいい、少なくとも母に余計な迷惑をかけない子どもが
欲しかっただけだったんだね。
なんせ、息子よりも自分が可哀そうだったからね。
息子が話さないから、彼の気持ちを知りようもなく、
けれどもアタシの常識からかい離して行く息子が許せないという思いも一杯あった。

たっくん母、これはね時間がかかる。
魔法のように何もかも一瞬で良くなる薬が欲しいけど、13歳か14歳だよね?
その今までの年月と同じ年月がかかると思って、長期戦で臨む腹を括った方がいいよ。

この子が30になったときに「あんなこともあったよね」って笑えるといいねって思いで、
一気にどうこうしようとするんじゃなくて、
段々と母も社会の常識と言われることから、
もっと大きく、なんとかなる!って思っていた方がうまくいく気がする。
恋と同じで追い詰めると逃げて行くから、それを肝に銘じて。

具体的に言うとね、冬休み、どっか遊びに行きな。
旅行でもいいし、温泉でもいいんだけど、日常と一旦離れて家族の時間を作るんだよ。

そのときに決して学校の話、勉強の話、将来、どうするつもり?系の話をしないことがコツ。

出来れば彼の興味のあるゲームに精通できるような、
それが無理なら、興味があります程度の余裕を見せられたら尚、ベター。

ものすごく幼いときの話とか、生まれてきたときの話とか、父と母の出会いとか、
会社で起こった笑える話とかね、そういう何気ないどうでもいい話をして、
ああ、楽しかったねで終わること。

学校の話をするならば、パパはあのテストで零点だったとか、
ひどい先生がいたとか、ママは暗唱テストで頭が真っ白になって
何も出て来なかったのが未だに夢に見るとか、そういう失敗談ね。
笑い話で済むヤツ。

それから、部屋の掃除をするように、これは命令して。
新年に向かって悪い気を追い払うという名目でやるもの手だよ。
寝室が乱れていると、ウツ傾向がひどくなっちゃうらしいので、
ここはひとつ明るく掃除をして、ベッドカバーとかも変えちゃうといいかもね。

そして、お年玉を貰いに祖父母詣出をしようね。
ちゃんと御礼を言うようさせてね。
神社にも行きましょう。

中学受験で得たものも多いんだけど、実は失ってしまうものも沢山ある。
本当ならば、やっていたであろう行事を丁寧にやってください。
本当だったら、遊べるはずだった時間の分、ゆっくりする時間を作っても、
人生長いし、大学受験だけで言えば、6年間ノ―勉強でも、浪人1年めで
「そろそろやるかな」って思う子はいくらでもいるんだよ。
それはそんなに気にする必要なしだから、今は優先順位が違うことを認識してね。

そして、これはね2月あたりでいいと思うんだけど、
ホントは嫌なヤツがクラスに居ないかを確認して。居なければOK。
もし、本当はコイツが嫌だと思っていても言えないのであれば、まずいから。
「ソイツ」がいたら、迷わず、クラス替えのときに離してもらうことを学校にお願いしてね。

中学時代はリハビリ期間だと思って割り切った方がかえってうまくいくよ。

言うとしたら「お父さんの子だから、大丈夫でしょ」とか
「みんな、結局、何とかなってるから何とかなるし、焦らんでも」って言葉が
一番効くような気がする。

そして、何かテニスとかゴルフとか外に出て、
楽しめることが好きならば、そういう習い事に一緒に行くのもいいかもね。

世の中には学校以外にも、勉強以外にも、
たくさんの楽しいことがあるってこと、人生は楽しいってことを
どうやって見せてあげられるのかが
たっくんご夫婦の子育ての正念場になるかなって気がします。
(それはアタシにも言えるね)

長くなったので、一旦切ります。
後はプライベートなことばかりなので、個人メールでやり取りしましょうね。

鳥居りんこアドレス to-rinko@mbk.nifty.com


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Q67 

りんこさん、はじめまして、こんにちは。
6年男子母です。
もう入試もカウントダウンになってきたというのに熱烈な志望校がありません。
りんこさんの書物を読むと、志望校には校門に入った途端に風が吹き
「ここだ!」と思う瞬間があるとありますが、未だにないんです。
何処に行っても、こんなもんかなぁと思う自分がいて、
どこも特にすごくいい!と思うところが正直ないんです。
こんな、何処にも良いと思う学校がない家庭には受験は無理でしょうか?
入っても楽しくないのでしょうか?
皆さんがどのようにして志望校を決めているのかがわかりません。
志望校ってどうやって決めますか?

錯乱母より

A67

12月に入りましたね~。
グッと寒くなってきたせいもあって、泣きたいような気分の母も大勢いることでしょう。

さて、錯乱母ちゃんのご質問ですが、ビビビ!がない人も結構いるよ。

私は中学受験は結婚と同じと思っていて、惚れた相手と、
しかも恋焦がれた相手と結婚できたら最高だと思うけれども、
結婚生活はある意味、頂点から入るので、減点法になっていきやすく、
現実と理想のギャップに悩むのは請負うわよ!ってとこなんですよね~。

私は中学受験は最初は両目を開けてよっく見て、入ったと同時に片目どころか、
両目を閉じろ!とアドバイスしているんですが、
理由はあまりにも恋して入るとかえって辛いってことなんだよね。

惚れてる学校がある方が、目標ができるっていうのと、
目指す方向やら、そことの距離感がわかるので、
受験勉強に力を入れやすいというメリットがあるから、
惚れる学校を見つけた方がやりやすいよって言うだけでね、
実はこの「惚れた男はいない」っていう人、多いんだよね。

恋愛話で盛り上がっている集団に「恋が出来ない」って悩みながら、
話を合わせないといけないから辛いよね。

でも、そういう人は自分は「見合い派」なんだなぁって思えば、何の問題もないわけよ。

見合いってことはある程度の条件から入るわけじゃない?
この人となら、長い先には共白髪になりながら、
縁側でお茶を飲んでいられるだろうって、
穏やかな気持ちで結婚に踏み切るんじゃないかな?

恋愛は燃え上がって「会いたくて、会いたくて」っていうところから入るだろうから、
条件が無謀と言われようが、合わないと言われようが、
そんなの知ったことじゃない!って熱情で突っ走る、その差だよね。

私自身は恋に突っ走りたい願望が強いから、思い込みも激しくて、実際に入った後で
「ええーーーー!!!???マジでか!?」ってことも多いんだが、
見合いで入って来た子の母を見ると最初からあまり期待もしていないから、
極めて学校生活がスムースってこともあるのよ、実際。
どっちがいいかなんて、転んでみないとわからん。

私は条件で入る受験も「有り」だと思うよ~。
そんなに卑下することじゃないと思う。
多分こういう場合は公立も含めて何処でも適応できるってことの裏返しでもあるんだよ。
ある意味、育て方が上手なんだろうなぁって思うよ~。
自信持って!

今は平均偏差値と受験日と通学時間で冷静にピックアップする時期に来たよね。
通学時間は余程の熱望校でない限り、1時間越えるときついと思うよ。

ピックアップできた後に「絶対にここは勘弁!」てところを除外する。

そんなに数は残らないと思うから、そこから共学がいいのか、
男子校がいいのか、宗教か、無宗教か、付属校か、
大学受験必須かくらいかの好みを考える。

その上で、今まで行った学校の印象を思い出してね。
我が子がそこの制服を着て、通学出来るイメージが持てたら、そこでOKなんだと思うよ。

あとひとつ付け加えるなら、見合い派は余力を残して受験した方がいいよ。

あまり偏差値がかけ離れた雲の上を目指さないってことね。
その学校に行ったときに、無理をしないでも上位層、
少なくとも平均よりは上に入れそうなところを狙うのがポイントだと思っているんだ。

学校はね、私立は経営しているってこともあるからさ、
悲しいことに上位層の子を大事にするんだよ。
これはね、学校はこぞって否定するけど、言いようもない事実なんだよね。

深海魚の、特に母の悲しみは学校には理解できない。

以上のことをトータルに考えて、半分は物理的に決める、
もう半分は印象で決めちゃう、こういうことでも十分楽しい中高時代が待っていると思うよ~。

志望校が決まらなかったということは、すごく辛かったでしょう?

でも、中学受験の経験は志望校に入ることだけじゃないからさ、
今の母子蜜月時代をいっぱい楽しんでね。
ご武運を祈ってるからね!


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Q66 

はじめまして。地方より失礼いたします。
長男の受験を4年前に終え、6年生の娘の受験を控えております。
こちらではあと2か月で入試本番を迎えます。

志望校への可能性は10月末まで4回程度実施された結果からは6割~7割ライン。
あと一押し・・・という時に大ブレーキです!
勉強が進まないのです。。。

私は働いておりますが、勉強に関しては「管理・指示」をしている方 です。
6年になって塾の友達関係が深まり、母が口を出すことをかなり嫌うようになり
親子関係はうまくいっているとはいえません。大小のバト ルは何度もくりかえし、
今に至っている次第ですが、ここ半月ほど前 より激しさを増し、数日前に大爆発・・・といった次第です。

朝勉は時間を守らずルーズにやる。
夕方は学校の宿題に時間をかけ、スタートも遅くダラダラ過ごす。
その上、口では「テレビ見たらちゃんとやるから」といって、
時間も 守らずいい加減。

挙句の果て、できなかったら「母のせい」「自分の部屋では集中できない」など
言い訳だらけ。
消化不良の毎日に、私は文句文句の日々。

大バトルでの娘の言葉(けんかのたびに同じこと言われます)
言い方がえらそう。いやみが多い。雰囲気がいや。性格が悪い。
自分 は失敗の人生なのにわかったような言い方をする。
中学受験していな いんだから私の気持ちがわからんだろう。
中学受験の問題が解けないくせに口出すな。
やれやれというだけなら簡単よね大変さもわからないくせに。。。
とまあ、えらい言われようです。

どうやったら、気持ちよく勉強できるか・・・聞いてみたら「お母さんが変われば」
では、どこをどのように変えてほしいか・・・聞いてみると「自分で考えて(怒)」
解決の糸口は見いだせません。

塾長に相談したら・・・
娘の気持ちは「きっと、こうですよ」と教えてくださいました。
「やることが多くてイライラしている。合格も確実ではない。毎日、
勉強していろいろなことを我慢して、くたくた。
やってもお母さんは望みが高く、認めてくれない。あらさがしばかり。
その上、いちいちうるさい。私のこと、ぜんぜんわかってくれていない!」

それに加え
「お互いにカッコつけずに本音をぶつけて思いっきりやり合うのも一つの手。
あまりにも生意気な口をきいたら、それは中学受験をしてるからとは関係のない、
親に対する態度や人としてのあり方問題ですから、その部分で攻めます。
それは彼女が自分の気持ちをコントロールしようとせず、傍若無人にしているからです。

受験生は特別な人間ではないので、こえてはいけない一線がある。
日常生活や大人に対する態度が乱れることは人として改善しないといけない、
ということです。
受験生一色になって、本来きつくしつけるべきところで
腰が引けているお母さんを感じます。」

この返事をいただいていからは「しつけ」についても考えさせられ、
自分のスタンスがわからなくなってきました。
相談したことがかえって混乱を招いている事態です。
とことんやりあうべきなのか、「しつけ」は横においておいて
なんと か折り合いをつけて、乗り切っていくべきなのか。

このような状況・・・どのようにのりきればよろしいでしょうか?
お忙しいとは思いますが、是非、ご意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。

ななっちママよりご質問いただきました。

A66 
ななっちママちゃん、編集部へメールを下さりありがとうございます!
う~ん、アタシが相談してんのかと思った(笑)

女の子って口が達者な子が多くてめんどくさいよね(笑)
男は口数が少なくて態度悪いときてるから、めんどくさいし
女は口数が多くて態度悪いときてるから、めんどくさいし
どっちがいいってこともなく、どっちも嫌じゃー!!ってことが多いよね。

高3のウチの娘も昔からだけど態度悪いよ~!
外面はいいくせに母親に対する態度は小さい頃からひどいわ。
つまり反抗期は延々、続くかも・・・。(ごめんよ、不吉な予言で)

ウチなんかね、気に入らないと、もう思い切り車のドアをバーン!だもん。
「送ってくださりありがとうございます」だろー!?ってハラワタ煮えくりかえりよ。

自分(母)に余裕があるときは受験だから精神的にナイーブになっていて、
当たり散らしたいこともあるよなってサンドバックになることもなくはないんだけど、
余裕があるときはすっごく少ないというキャパのなさを誇る母なので
輪をかけて怒鳴るってこともしょっちゅうだよ。

そんな態度、世間じゃ通用しねーんだよっ!!
会社だったら、速攻、クビじゃー!!ざけんなよ、てめ~(怒)
みたいにすぐになっちゃって、ものすごいバトルに発展するんだよね。

でも、母娘って不思議で、すぐに忘れるって言うか、
何事もなかったかのように仲良しになったり、
また、すぐにバトルになったりで、まあ展開が早いと思うわ。

アタシはあんまし、こうしなくちゃならないってことは
実の母娘ではないと思うんだよね。なんか自然にあったまきたら怒鳴るし、
娘に嬉しいことがあったら、母も、もうメチャ嬉しいしさ。
それでいいと思うんだよなぁ。

アタシは自分が大人になれないからの言い訳かもしれないんだけど、
おりこうな親にはなりたくないっていうのか、
余裕がないときの自分の気持ちは出してもいいかなって思ってるんだよね。
本音で育てたいって言うかさ。

いいかどうかなんて、ごめん、全然わかないんだけど
いつもいつも、母がやさしい笑顔でいればいいのかもしれないし、
子どもを常に肯定して、見守れたらいいのかもって思うけど、出来ないしさ。
今も腹に据えかねたら、バ――ン!って爆発しています。

ただ受験本番前なので、去年とは対応が若干違っているとは思う。

すごい不安なんだろうなぁって思うからさ、
なるべく彼女が気分良くいられるようにはしているつもりではある(あくまでつもり)。

流せるところは流して、どうしても、これは人様に迷惑をかけるだろう
(=例えば、遅刻なのに平然とドライヤーをかけているとかね)ってときは、
やっぱり怒っちゃう。朝だろうが何だろうが、
ここは言っておこうって思ったら、遠慮はしない。
流す方がある意味、楽なんだけど、
やっぱり「いいこと」だとは思えないことはアタシしか言う人いないじゃん!
って気持ちでぶつかる。

でも、そんなに冷静じゃなくて、既にアタシもキレてるから、爆発してる感じだけどね。悪い母の見本のような話でごめん。

小6のときは娘が母が側にいてくれることを願っていたので、
小6の今頃は塾のない日の夜は彼女の部屋にずっと一緒にいた。
娘は過去問解いていて、アタシは自分用の小説を読んでいたり、
問題集の長文を物語として読んでいたりしたなぁ。よく感動して泣いてた(笑)

ホントはお皿洗ったり、洗濯物畳んだりをしたかったんだけど、
過去問が終わったら、一緒に○×付けたりしてたね。
なんか、そうすることで娘の大変さが少しでもわかってあげられるといいなぁって
思ってた。Mっぽいのかも!?

全然、合格点には達しないんだけど、見直ししたら、お互い出来た気になって(笑)
「過去問やりましたシール」なんかを一緒に壁に貼ったりしたね~。
お茶の時間とかも、デザート買って来ていっぱい取った。
志望中学に入れたら、何クラブに入る?とか、何処に遊びに行く?とか、
そんな計画も立てたりしながら、娘のためというよりも、
すごくアタシ自身が逃げたくて、辛かったから母のモチベーションが切れないように、
一緒に楽しんだって感じだし
お互い機嫌が悪いときはキレ合っていたって感じだよ~。

もちろん「これ、こないだやった問題じゃん!!」って自分も解けないくせに
怒ることもいっぱいあったよ~。

つまり、やさしいときの母と怒り狂っているときの母がいて、バトルもするけど、
穏やかな時間も過ごすっていうように自然の流れで
私は無理にどうこうしようっていうのはなかったけど、
一緒に苦楽を共にしようって感じ。

大先生なんかは、子どもが反抗的なときは「お母さん、とっても悲しいわ」とか
「こうしてくれたら嬉しいわ」「ありがとう、とっても助かるわ」という風に
一人称で話しましょうとか言うけどさ、無理!

ななっちママちゃんの心の赴くまま、今のまんまでアタシはいいと思うよ。
ぐちゃぐちゃ考えないってことも大事。
怒りたかったら怒る。ここは黙った方が合格しやすいかもと思ったら黙る。

そのままでいいと思うけど、どうしても気になるのであれば
「命にかかわること」「人として許されないこと」以外は大目に見るとかはどうかな?

アタシも本当ならば「脱いだ靴下は洗濯機に入れとけ!」とか
「カバンを玄関に置きっぱなしにしない!」とか
「サッサと勉強しろよ!」とか「模試、バックレてんじゃねー!」とかも
言わなくちゃならないんだけど、
今は受験直前だから、死ぬほどではないことについては、もう言ってない。

その後のピリピリした空気が嫌なのと、
もうそんなことより勉強してくれー!と思う本音がそうさせてる。

ウチも「自分は出来ない癖に!偉そうに!」って言われることも一杯あるけど
まあ事実だし、でも、あったまくるから黙殺。

でも、もし受かったら、また元に戻って
「こんなとこに平気で靴下を捨てとくなーっ!」って怒鳴ると思う。
そのとき覚えてろよ―!って感じです(笑)

まあ、こんなどうしようもない感じだけど、娘は何て言うか、
アタシにとっては親友?なんだよね。
大きくなると相談相手にもなってくれるから、ムカつくことも一杯あるけど、
母にとって娘はこの世で一番大好きな女の子だよね。

ななっちママちゃんもいい感じの母娘関係だとアタシは思うよ~。
娘が母に遠慮してないから。すごくいい感じで成長してると思う。
大きくなるのが楽しみだね。

女の子なんて母に文句を好きなだけ言ってナンボってとこがあるし、
母も他人には言わないけど、娘にはガンガン行くってところもあると思うからさ、
そんなもんだよ。

良い育て方なんて自信は中々持てないけどね。お互い、受験終了まではとりあえず、
頑張ろう!今回は答えになってなくて、ごめんね~!

共に苦しむりんこより



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Q64 

娘は5年で、4年の4月からサピに通っていました。
入塾後、算数は平均点の半分以下という点数を取ったりもしていましたが、
なんとか平均点まで辿り着いてきていました。
夫の母校でもある学校に入るよう、少しずつ洗脳して
本人もそこを第一志望と考えるようになり、目標は早いうちから決まっていたので、
モチベーションは高かったのですが・・・。

5年になり、通塾日数も増え授業内容も濃くなり、
家庭学習も増え、(見てるこっちは)焦る一方なのに、
本人は家に帰ってきてもノンビリダラダラして、
家庭学習にとりかかるのも就寝時間が近くなる頃でした。
日常生活面においても、学校からのお知らせ物や洗濯物はなかなか出さない、
机の上も下もぐちゃぐちゃで
しょっちゅう物を無くし、いくら片付けろといっても(或いは少し片付けても)
1日で元のぐちゃぐちゃ状態。
塾のクラスもなかなか上に上がれず、自分の勉強が足りないことに自覚がない様子でした。

そんな娘に業を煮やした夫が「次のテストでクラスが上がらなかったら辞めなさい」と言い、
その結果、クラスは上がらなかったので9月いっぱいで辞めることになりました。
夫はもっと日常生活がまともに出来るようになって欲しい
(物を片付ける、忘れ物・無くし物をしないということが出来ない人は
勉強も出来ないという持論があるので)という思いと、
目標に向かって真剣に努力する自覚が本人にないと
受験は無理だということから出た結論でした。

もちろん、まだ5年、所詮10、11歳の子供にそれは求めすぎだと夫も分かっています。
でもそれを乗り越えられるような精神的に早熟?で大人びた子供が
受験に勝ち残れるのかもしれないとも思います。
だから本人が成長するまで待とう、と言うのです。

今までにも何度も「塾辞めさせる!」「辞めない!」ということはありました。
もちろん娘は今回も「辞めない!辞めたくない!」と言って大騒ぎでしたが、
父親の決定には逆らえず・・・。
私も最初は「仕方ないか・・。」とあきらめていましたが、
これまでのテキストやテストをまとめていると
彼女の努力や、受験をさせようと誘導していたのは自分じゃないか、とか、
ここで辞めさせたらこの先の人生でも何でも人のせいにする人間になってしまうのでは、とか、
(ヤラシイ話ですが)これまでかけたお金がもったいないとか、色々考えてしまって。

夫は頑固な人なので一度決めたらなかなか翻すことはありませんが、
本人に「この先どうしたいのか?」と
聞いていました。が、本人も「よくわからない・・・」と。
このまま地元の公立に行くのは嫌だと言います。
私は「私立受験、また頑張ってみる?サピはもう無理だけど、
他塾ならまだ追いつけるかも」と言ってみたのですが、
彼女はモチベーションがダウンしているようで・・。

塾がなくなると何も勉強しなくなるのも困るので、
とりあえず今月は学習塾に体験で入れています。
でもどちらも物足りない学習内容らしく、
それを聞くとますます私は「せっかく勉強したのにもったいない!」と思ってしまうのです。
それよりも恐らく、今受験を辞めたら『負け犬』だとどこかで思っている自分がいて、
それを子供に押し付けてるだけなのかも、
と思うと受験をスッパリと辞めるふんぎりがつきません。

一言、頂けると嬉しいです。

(未練タラタラの母さんよりメール頂きました)

A64
未練タラちゃん、メールありがとう。
6年よりも実は5年でこういう悩みにぶつかりやすいんだよね。
単元が難しくなってくるってこともあるし、
塾に行かずに良くお出来になっていた集団が習い事系を整理して、
中受に本格的に参入する時期でもあるから、
クラスが上がらない~!なんていう悲痛の叫びはよく聞こえてくる。

アタシはね、これを好機によく家族で話し合いをするといいと思うよ。
特に夫婦間の意思疎通は大事ね。
本当はどうしたいのかってこと。
どういう子どもに育って欲しいのかってことと、
そのためにどういう道を勧めてあげるのが我が家のベストなのかということをじっくりね、
ワインでも飲みながら語り合うってのもいいよ。

いつも言うけど、私立って公立の下平均に合わせる授業体系では
吹きこぼれに合ってしまう「出来杉くん」と「代々に渡って私立」って家系の人のものなんだけど、
ここに一般ピーポーが参入しちゃって、話がこんがらがってんのよ(笑)

この層に属さない人間にとっては「公立」と「私立」(または国立)って
選択肢が出来ちゃうからね~、贅沢な悩みになる。

あたしゃ、私立派って世の中から見られているけど、
実は「どっちでもいんじゃね?派」なんだよ。
だから答えも「私立じゃなくちゃ!」なんてことにはならずに
「まあ好きにすれば?どっちにしろ良く育つって」ってことになる。

ただね、これだけは言える。
「この私立」に行かせようと思ったら、それは戦い。
思いの強い一家順に入ると言い切っていいと思っている。

もうね、惚れて惚れて惚れて、心底惚れて、
そこの生徒さんを見るなり涙が溢れてくるというような
気がふれている人の集団の中での戦いなわけ。

遠い昔の受験前、アタシは「入れてくれる!」と言ってくれるならば、何でもする!って
本当に思っていたし「頭の良くなる壺です」と言われたら、
速攻で買っていたと思うくらい異常だった。
それくらい入りたかったの。

娘のときも「この学校が娘の長所を伸ばしてくれる!」
「ここに行けば、娘はきっと充実した6年を過ごせる!」って強い思いがあった。

「やめちまえ!」とか「そんなヤツは受からない!」とかも散々、我が子に言ったし
「やめようかなぁ」とも挫折しかかったけど、
でも、アタシにとってはその学校の魅力が勝って、惚れてしまったもんだから、
絶対に諦めきれなかったんだよね。

そういう強い気持ちがまず親になければ、現実問題、戦えない。

まずは教育方針をどうしたいのかってことだよね。
どんな女の子になって欲しいのかってことも大事だよね。

母校に行かせたいのは何のためか。
そこの理念が好きなんでしょう?そこに流れている風が何とも魅力的なんでしょう?
その空気の中でお嬢さんに成長してもらいたいのでしょう?

どうすることが我が子の青春時代を充実した健康的なものになるのかを
よく考えるってことは必要だと思う。

近所の公立のこともよく調べなければならないし、
そこが高校受験にはどういう対応をして、
卒業生の上位何割が何高校で、下位は何高校で、
それには内申はどう影響していて、
そこで高校に行ったと仮定して、
どういう進路に先輩たちは進んでいるのかってことまでリサーチしないと比べられないよね。

私立高校で受けられるところは事実上、少ないしね。
県立(都立)高校がダメだった場合のことも考えないといけないでしょ?
公立中学にシフトチェンジをするなら、
英語を含めた先取りはどうやっていくのかの検討は必須になるよね。

公立中高一貫校のことも塾も含めて考えないといけない。
理念ありきのご家庭が開校していない学校に行くならば、
それは学校自体が全て手さぐりになるので親には不安感の方が大きいと思うし、
まず、自分たち夫婦がどういう中高教育を求めているのかもきちんと考えるってことも大切ね。

全然、ご夫婦で話し合いがされていなくて、お嬢さんの本当の気持ちもわかってなくて
(親が親の母校がいいと言うからいいのかな?と思ってやってきたけど、やめろと言われたし、
でも私立のがいいってあれだけ言われたから、
今更、公立って言うのも・・・っていう気持ちかな?)

っていう状態では、気持ちがくすぶると思うよ。

一番いけないのは、公立にしようかな、受験しようかなって親がグラつくこと。
決めたなら、これ以上は出来なかったっていうくらいサポートしないとね、
ただでさえ競争率高いんだから、惚れた男は振り向いてはくれないよ。

そんなこんなで、片付けられないとか、机がぐちゃぐちゃとか、
プリントを出さないってことを言ってたら、
娘の学校の、或いは息子の学校の子たちの多くは退学処分かと...(笑)

それらが出来る子の方が親の心配はないんだけど、
それと成績はそんなに関係しないって、りんこデータでは出ております。
(但し、ノートの取り方だけは「東大生のノート」のようなノートが取れる子じゃないと
高偏差値大学への入学は難しいかも)

多分、片付け法や、ファイル方法が分らないんだかろうから、
気になるなら一緒にやればいいじゃん?
それと尚も言っておくが、サピの母はプリント整理は親の仕事と断言していいよ~。
子どもには出来ません。
ちなみにどの塾だって量がハンパじゃないから、
リビングはそれ系の段ボールに占拠されること請け合いね。
それを母が仕切るのは常識ね。

思い出した!
昨日、娘に「美紗のママは過去問を東進からダウンロードして、
会社でコピーまでしてくれているというのに、
なんでウチのお母さんはやってくれないの!?(怒)」と言われましたです。

大学受験でもそんなもん。
誰しも部屋はぐちゃぐちゃでしょう(りんこ調べ)
女の部屋は特に汚いのよ~(細かいのが多いからね)。

ってことで、今度の週末にでもダーリンとゆっくり
「こういう女の子に育って欲しいね」って話からしてみれば~?
まだまだ5年、どっちにしたって、これからどうにだって伸びるわよ~。


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Q63

りんこさん、いつも楽しみに読んでいます。
6年母です。
もう泣いても笑っても100日前寸前。
ここまで来たら受験はしようと思っています。
けれども、悩みは併願校なんです。
第一志望は親子ともども惚れ込んでいる「雲の上学園」なんですが、
併願校で迷ってしまって。
今、併願しようかなと考えているところはネットの評判とかが良くないんです。
学校説明会に行っても、本当のことは分らないと思ってしまう自分もいて
「雲の上学園」に見放されたら、そこになるの?どうしよう?って思う自分がいて、
どうしていいかわかりません。何かアドバイスください。
(KS子さんからメール頂きました)

A63

メールありがとう!

とりあえずは「雲の上学園」目指そう!
思い切り「これ以上やれない!」ってくらい頑張ろう。
母の援護射撃はこの季節から効いてくるからさ!諦めたら駄目だよ。

衣食住の手配(お弁当作るとか、布団干すとかね)はこれまで通りだけど
子どもが自分ではやれなさそうだなってところ
(過去問の準備とか、頻出問題のチェックとか、
どういうケアレスミスが多いとかね)
そういう細かいものの手配をして固めていこうね。

そして、第一志望を親子でガンガン目指すってことも大事なんだけど、
同時にKS子さんがおっしゃるように併願校も大事だよね。
親は「まさかのまさか」を想定して併願校を決める準備をしておこうね。

「まさか」の場合に受けるところ(実際に受験料を払う)
「まさかのまさか」の場合に受けるところ(願書の用意はしておく)

それが何処の学校になるのかを具体的に考えて、
候補にあげる季節になったってことだよね。
迷うよね、そこに行くかもしれない可能性があるんだもんね。

ご質問は「評判の悪い学校」だよね。

私はね、はっきり言っておくけど、やめた方がいいと思う。

もし、そこに入ったときにこれが足を引っ張るから。
ほんの些細なことが「そうだ、ここは評判が悪かった」という記憶を掘り起こし、
「やっぱり!」と思い込み、ひいては学校不信にまで進んでしまう。
これがね(母が学校に不信感を持っているということ)、
思春期を迎える子どもに微妙に影響していくことが怖いんだよね。

少なくとも、受験校候補は「ここでも最悪いいか!」
と思えるところじゃないと駄目だよ。

私は偏差値が高いから良い学校、
逆に低いから悪い学校という定義は当てはまらないと思っている。
ただ、低すぎず、高過ぎずという手持ち偏差値の範囲で行くのが適正校で、
そこが我が子に過ごしやすい場所だと思っているんだが、
これとは別に、偏差値に関係なく世間の「評判」というものは
意外と当たっていると思う。

取材をしていても、これが外れて「いやん、全然、素晴らしい学校やん!」と
鮮やかに前評判をくつがえしてくれるってことがないからだ。
「やっぱね」と思うどころか「二度と口きかねー!」とまで思ってしまう。

一回、ドビャーって言ったろうか!という誘惑にかられるほどだ。

どんな学校でもケチがつくし、良いところばかりの学校もない。
それはそうなんだが、良い話はあまり聞こえてこない
というところに我が子をわざわざ預けなくても、
他にもいっぱい誠実な学校はあるじゃん?というのが私の感想。

「評判の良い学校」というものも確かにあって、
それは勢いとか、そこの空気感とかなんだけど、
逆も真なりだという思いを持っている。

何を持って良いとか悪いとか難しい問題なんだけど、
一番いいのは、その評判を知りつつ、そこに実際に行って確かめる。
そこの空気が意外にも吸いやすいと思えば、更にリサーチを進める。
駄目だと思ったら、遠慮なく切る。
その積み重ねが併願校対策なんだよね。
(6年秋の第一志望は恋焦がれているので、冷静な判断は無理だよ―ん)

それでも、自分の嗅覚に自信がない母はこうしよう。

餅は餅屋。
塾の担任の先生に聞く。更に塾長に聞く。
更に塾主催の大きな催しのときに、
その塾の大御所のような先生も参加するだろうから、
そういう先生に質問をぶつけてみる。
その先生の対応で意外とわかってしまうことは多い。

伝手を辿って在校生母に話を聞くことも多いに有りだ!
(割とね、悪いことも正直に言ってくれるもんだよ)

めんどうかもしれないが、そういう努力をしよう。

努力をした後「評判はイマイチだけど、私は好き!」と思えるのであれば
誰にも遠慮はいらない。堂々と併願校にすればいい。

自分にやれることは全部やって、もう出来ることは全部した!
と受験前日に思える母なら、きっと「いい受験」になる。

我が子のために、何がやれるのか?どうすれば「いい受験」になるのかを
考えながら、同時に動く。
まだまだ時間は充分ある。
ひとつひとつ固めて行く、頑張ろう!



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Q62 

二学期も始まり、学園祭も終わりました。
普通の日常が戻ってまいりましたが、息子は相変わらずです。
というか、もっとひどい感じです。

昨日も少し息子と話しましたが、
「どうしても勉強する気になれない」
「単語のテストの追試が明日あるが、受かろうとも思えない」
などと、私がゾッとする言葉をたくさん発してくれました・・・

学園祭では頑張っているように見えました。
夏の最後の校外学習で、友情も深めたように見えました。
それぞれ、彼の中には何かいいものを残してくれたはずです。

でも、変わらないどころかどんどん無気力になっていきます。

今朝も、何か鬼にでもとって食われそうな悲惨な表情で学校へ行きました。

昨日の感じだと、学校へも行かなくなるのかと不安です。

中2はそんな時期なのかもしれませんが、心中は穏やかでいることはできません。
こらえて、こらえて、あまり何も言わず、楽しい話題を話すように心がけてますが
無理があります・・・

りんこさん、正直に言って辛いです。

(トミーちゃんからメール頂きました)

A62 ほっておく勇気

トミーちゃん、遅くなってごめん。
日々、頑張っていること、私はちゃんとわかっているつもりだからね。
トミーちゃん以外にも、このことで悩んで相談してくださっている沢山の方のために、
トミーちゃんご本人だけではなく公開でのお返事にさせてください。

まず、これを読んでくれている「同じ経験」を現在進行形で悩んでいる母、
とっても多いってこと、何回でも言うよ。
決して、あなたの子どもだけではないし、私はそれが少数派だとも思わないし、
母の育て方が悪いわけでもないし、
今の状態がずっと続くわけでもないということも何回でも言う。

でも、時計の針が一気に5年後とかにはならないから辛いでしょう?ってことも分ってるよ。

この気持ち、経験ない人には分らないよね、きっと。

私ね、先生に「この子は脳腫瘍ですから病院に連れて行きます」って
泣きながら言ったときがね(詳細を読みたい方「偏差値30~卒業編」でどうぞ)
人生の底のような気がしてた。

中高一貫校に入れさえすれば、この子は私の思い描く幸せのルートにのってくれる
と思っていたのに、そのルートどころじゃなくなる恐怖感で狂いそうだった。

そのときに友人に
「こんなこと言っちゃったよ、担任に!」って自暴自棄になって話した気がする。
そしたら、友人がね
「りんこはまだマシ!アンタは自分から脳腫瘍って言ったんでしょ?
アタシは先生から『お宅のお子さんは目が死んでいる』と直接言われたんだよ!」
って言われてね、ふたりで泣き笑いをしててね、
すごくホッとした記憶があるんだよ。

それからね、もう10年近くの時が流れ、ああ、世の中には沢山の母たちが
学校からのプレッシャーと中高一貫校に入れてしまったプライドと怯え、
それから何よりも奮起しない我が子に疲れているっていう実態があるってことがわかってきた。

自分だけだと思っていたけど、そうじゃないんだなって思ったんだよ。

ある母は先生から「寝方が異常ですから病院で精密検査を」と真顔で言われたと言うし

ある母は先生から「苛められたっていつまでも被害者ぶるようにして保健室登校なんてやって、
高校に行っても単位は認められませんよ」と言われたと言うしね

ある母は先生から「学校のせいではなく、ご家庭の問題でしょう?」と突き放されたと言うしね

学校と母との間にはこんなにも見えない隔たりがあるんだなって思った。

トミーちゃんが何故、私が学校の先生を紹介するのか不思議に思っただろうけど、
私は出来得る限りそういう母と学校とを繋げたいって思うんだよね。

信頼ないところには愛は生まれないから。
先生は真剣に考えていたよ。この糸を自分から断ち切らないようにね。

ここまでの話は、悩んでいるのはトミーちゃんだけではないってことね。

私ね、今ね、強烈に後悔というか、息子にこころから悪かったと思っていることがあって
それはね、彼の話を全く聞こうとしなかったってことなんだ。

私、自分の理想像があって、小さなお庭なんだけど、
その小さな自分の理想の庭から息子がはみ出ることが嫌だったの。

どうにかして、そこに押し込もうって焦って焦って、彼の声は聞こえなかった。

「提出物が出ていない」って学校に言われたら、それは私の恥だから、そのこと一点で怒ってた。

「学校に来ない」って学校に言われたら、その選択は私にはなかったから、
訳も聞かずに怒鳴って無理矢理に行かせようとした。車で学校に捨てたし。

他にもいろいろある。大学には行かずに専門学校に行くと言ったときも、忌み嫌ったし、
もうね、自分の理想のお庭から全速力で逃げようとしている息子を
人生の落伍者とばかりに罵っていたんだよね。

長い間、息子の良いところが一個も言えなかった。
ただただ、こんな子を持ってしまった自分が可哀そうだったんだよ。
これはトミーちゃんではないけど、今、中2の息子さんに家庭教師を付けようか悩んでいるというメールをくれている母いるよね。

聞いて。
私はね、すなあらし(オバケット掲載)のすずさんのように、息子の意見は
何も聞かずに強制的に中高一貫校深海魚御用達補習塾に入れたの。
(偶然にも同じ塾で笑える!)

結果は私にとっては、もっとひどい精神状態に追い込まれた。
勝手にバックレやがるから、塾から私が怒られるわけ。
塾からのお叱りの電話を受けたくない一心で「行け!」だの何だの言って、怒鳴りまくってた。

なんで彼の話を聞こうともしないで、彼の目を見ようともしないで、
自分だけの「常識」を押しつけたんだろう。

息子はもう母の背も越したひとりの感情を持った人間なのに、
それすら気が付かなかったんだよね。
いつまでも自分だけの可愛い言うことを聞く息子なんだと思い込んでいたのかも。
必死でやった中学受験経験者母の落とし穴かもね。

今ね、自分が望みもしていないことを押しつけられて、
黙って従う子じゃなくて良かったって思っている。
全力で撥ね退けてくれて、むしろありがたかったと思わないといけないんだって。

「常識」を変えることは難しい。
でもね、これに早く気付いた母順に、穏やかな日常に戻れるんだよ。

友人の息子で、医者の子でひとりっこだったから、小さいときから
代々の親の職業を継ぐのは当たり前って意識が強いウチに生まれた子がいるんだけど、
まあ中2あたりから、暴れるわけではない静かな反抗がきたんだよね。

なんせ勉強しない。一貫校からは勧告かかる。母は叱咤激励する。
当然、塾はかけもちしていく。
お情けで高校に上がってからも、さっぱりでその母は私に会うたびに泣いてた。

高校になって、その子にうつ症状が出てね、母は生きているだけでいいって気持ちになって、
医者だからスムースに投薬治療が始まったわけ。

その頃、高2の秋くらいだったかな。
その母とふたりで「息子にあれやこれやと言うの、もうやめようね」って
堅く誓い合った日があったんだ。

それからね、その子が高3になって受験を考えだしたときに
「家庭教師を付けて欲しい」って親にお願いしたんだって。
何かが吹っ切れて、勉強したいって気持ちになったらしい。
そのときの先生がまたいい先生で、彼に明るい未来予想図を描かせたみたいなんだよね。
「自分の力で切り拓きなよ」みたいな感じって言ってた。
そこから勉強して、まあ、元が出来たんだろうけど、今、医学部に行ってる。
自分のように悩んだ子の力になりたいんだって。

ああ、やっぱり本人がやろうとしたときにしか扉は開かないんだって強烈に思った。
「好きだ!」「やろう!」と思うことしか人間やれないんだよ。

私たち母は子どもが「何が好きなのか」を6年かけて、
ゆっくり考えて欲しくて一貫校に入れたんじゃないの?

トミーちゃんの息子さんは「何が好きなの?」「得意なことは何?」

諦めるのではなく、放り出すのでもなく「待つ」ってことは辛いね。

子どもはますます母と話さなくなるから、話をするときにはね、前に言ったかな?
横並びに話しなね。
散歩でもいい。ドライブでもいい。添い寝はちょっと出来ないかもしれないけど、
とにかく横並びね。

ゆったりとね「背が伸びたね」とか「学園祭がんばったね」とか、
「AKB好き?」とか、そういう何気ない日常の話をしてね。勉強の話はしちゃだめだよ。

お母さんが取った酷いテストの点数の話とかね、受験で実は失敗したんだとかね、
そういう笑い話はいいけどね。

それでね、こう言えたら最高だと思う。

「お父さんの子だから大丈夫。親だから心配はするけど、好きにおやり」って。

トミーちゃん、それから沢山のメールをくださっている母たち。
これから長い時間がかかる。魔法のように目の前が開けることもない。
でも、やってみて。

成績や、提出物や、やる気や、頑張っている様子、輝く目、いろんなものが
欲しいでしょう?

でもね、それが「ナンボのものよ!」と母が心底思わない限り、扉は開かない。

きっと今から見れば長い時間になると思うよ。
何度もくじけると思うし、何度も発狂したくなると思う。

そう思ったら、またメールくれればいいよ。
一緒に考えよう。


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Q61

りんこさん、こんにちは。
小6娘母のダックと申します。
娘はとっても大人しいんですけど(人見知り)、やや個性的でもありますし、
仲の良い子もみんな受験するので、じゃあウチもってことで受験します。
でも、9月の模試。もう今までにない偏差値でした。
算数は偏差値38!有り得ません。
4科合わせても43しかなかったんです。
今までは55くらいは取っていたのに、43ですよ!
もうこんなとこ行ったって、意味ないし「受験なんてやめてしまえ!」と怒鳴りました。
泣いていましたけど、泣くくらいなら、反省してやればいいと思います。
受験、やめた方がいいですか?

A61

こんにちは。
あはは、9月はこういうメール多いね~。
「9月模試が最悪→受験やめます!」

アタシは冗談でこう言ってるんだけど「やめれたらどんなに楽か」だよね~。
もうね、10人中9人(もっとかも。100%近いと思う)は
やめる選択が出来ないよね、もうすぐ10月だもん。
(かけてきた金と時間が)もったいなくてやめられるかー!って感じよね。
みんなね、出来杉くんの母以外は、こういう修羅場、踏むんだよ。

9月はね、つーか、秋は底なんだよね。
ググーー――って上がってくれると嬉しいんだけど、周りも頑張り出すから
すごく頑張っていても、中々数字に出にくいってことがあると思うんだ。

でも、そこを腐らずにコツコツとやるべきことをやっぱり毎日やっていくって
いう以外、道がないのも確かなのね。

もうすぐ本格的に過去問をやり出す時でしょ?
ここからが、やっぱり最終コーナーに差し掛かる頃で、
心情的には一番きついかもしれないね。

冬の声を聞くと、もうやるしかないから、
グチグチ言ってもいられないんだけどね、
まだ余裕がそういう意味ではあるんだよね(母にね)。

これからはね、忙しいわよ。
見張りしながら、過去問解いていかないといけないの。

過去問ってね、その学校の強烈な磁力なんだけど、
「こういう子が来て欲しい」っていうメッセージなんだよね。
学校側から言えば、その6割を理解してくれ。
そこから4月はスタートするからねってことなのね。

逆に言えば、満点は必要ないんだよ。合格最低点をクリアすれば問題ない。
そこを目指して、どう頑張っていくのかってことが問題。

9月は底って認識したよね?

受ける学校は決まってきた?

今の模試の偏差値は関係ない。受験当日に取れればOK!
第一志望校にどう近づいて行くか、それだけのことなのよ。

母の仕事はね、これからは、いかに子どもを乗せていけるかってこと。

12月までは怒って、怒鳴って、投げて、捨ててって、やっていいよ。
いいんだけど、頭の片隅に、
どうやって子どもにノリノリでやって頂けるかってことを、
ちょっとだけ入れていく時期なの。

過去問の合格最低点をクリア出来たら、
家族でお祝いのパーティやるんでもいいし、
でっかい表に「合格シール」貼るんでもいいし
女の子だったら、「○○女学院ノ―ト」みたいなものを作って
コラージュ風に制服とか、カフェテリアのメニューとか、
憧れている部活なんかの写真を貼ったりして、母子で夢心地になるのもいいよね。

「やめちまえ!」って叫ぶこととか、子どもを泣かせることを
一刀両断にしてしまう風潮があるけどさ(褒める育児、全盛だもんね!)
アタシは中学受験はそういうものだと思うの。

いいのよ、怒って(ただし、12月までね)。

1ポイントでも偏差値が良かったら、こころから喜んだり
逆だったら、本当に凹んでしまったりね(母が)

そういう母子密着っていうのかな、それはね、実はすごく幸せなこと。

怒ることの方が印象に残るから、そういうイメージになるんだけど
大抵の母が怒っているだけではないって、アタシはよく知っているからね。
(まず、そういう怒り続ける、体力がございませんしね(笑))

後悔しているんでしょう?なんてことしちゃったんだろうって。

今、ダックちゃん、本当に怒りと悲しみと絶望の中で、
そのままを書いてくれたと思うんだけど、
それはね、ダックちゃんが「本気になった証拠」なんだよ。

まず、母が本気になる。
ここ、すごく大事だよ。

アタシはむしろ、いい兆候だと思うけどね。

さあ、もうサイは投げられたよ。
行きたい学校に行こう!


みんな、崖、よじ登って行くわよ―!

(鳥居りんこにご質問のある方、オバケット編集部までどうぞ)


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Q60

りんこさん、2学期始まりました。
中2の息子はとうとう英語で一番下のクラスになりました。
クラスで下から数えて7番というところです。上からではなく、下からなのです。
もう、ばかばかしくて、やってらんなくなりました。

英語も数学も3割しか理解できず、いったいどうしたらいいのでしょう。
私立なんて入れるんじゃなかった・・・ばか息子は公立で
せめてお金かからない方が助かったかもしれません。

家庭学習で、自分でできるまで自学自習できない、学習習慣が身につかない、
作業が遅くて、手伝わないと終わらない・・もういやです!
塾に行っても、ちっともできるようにならないです。
塾もやめたくなってきました。塾代もばかにならないのです。

息子の顔を見るたび、ため息がして。転校した方がいいのでしょうか。
2学期は、初日から行きたくながって、朝、家の階段から落ちました。
ストレスで、10㎏もやせて、私が期待しなければ、
もう少し時間をかければ、育ったかもしれない・・・。

もう、母やめたいです。
私の周りは、みんなよくできます。親せきに会うのもつらいし、
職場の同僚の仲間に会うのも、卑屈になって・・・。
このままだと大学なんか入れないと思います。
落第させた方がいいのではとも思います。

どうしたら、いいのでしょうか。
部活もいいかげん、学習もついていけない落ちこぼれ、
こんな思いをして、育ててむなしいです。
いっそ、高卒で職業学校でもいった方が、就職できるかもしれません。
子育てもうめんどくさくて。りんこさん、こんな思いしているの私だけではないですよね。
どうしたら、この思いから抜けられるでしょうか・・・。
(はっちゃんからメールいただきました)

A60

いや~、そっかぁ。そうだよね~。
これねー、本当によく来るお悩み相談で、ダントツ中2が多くて、次いで高3かなぁ?
「勉強しやしねーーーー!!!! 金返せ、泥棒!!!」
っていう私立母のこころの叫びなんだよね。
「こんな思いをしているのは世の中広しと言えどアタシだけですよね?」って
必ず書いてある。
なわけねーだろって!?アタシは断言するけどね。

どの学校にも深海魚層っていうのが一定数いてね、
その母はみんな同じように思ってるんだよ。
私立が何校あるか、知らんが、その膨大な校数分、
下位の子はいるんだから、その母の悩みは壮絶なんだよ。

とりあえず、アタシを頼ってくれてありがとね。
そうだよね~、まんまアタシが辿ってきた道だもんね~(懐かしい)。

でもはっちゃん始めとして、メールくれている母も、
ひとりで悶々と悩んでいる母も、アタシに言わせりゃ大したことないんだよ。

あのね、せめてこのレベルまで来て。
学校の先生に
「この子は脳腫瘍ですから、病院に連れて行きます」って泣きながら言う。

ここまで来たら、真剣に相談に乗るレベル。それまでは全然、普通だと思うよ。

私立って基準が高くて、中学でも平気で留年かけてくるところもあるし、
大抵の学校では下位層の母たちに「このままじゃ進級できませんよ」とか
「高校へは上がれませんよ」とか「提出物くらい親が管理して出させてくださいね」とか
「遅刻が多いのは家庭の問題では?」なんてことを平気で言ってプレッシャーかけてくるんだよね。

大抵の母は初体験で、肝が据わってないからさ
「そんなことは、教師の仕事だろー!!」なんてことは一切言えず、
一気に親指姫くらいの大きさに縮こまって
「すみません、すみません」って米つきバッタになるのよ。
アタシは金払う方が小さくなって、なんて情けないって当の息子に当たり散らしたよね~。

「アンタのせいでお母さんがなんで先生に怒られなきゃいけないの!(怒)」
ってね。

このね、悪のスパイラル、早く脱した方がいいよ。
お子さんはね、わかりにくいと思うけど反抗期なんだよ。
これって物を壊すとか、暴力をふるうとか、暴言を吐くっていう子の方が今は少なくて、
母の話を一見素直に聞いているように見えるんだけど、
全然、耳には入らず、言えば言うほど頑なに「提出物なんかゼッテー出さねー!」って
決意固めてくれるから、言うだけ無駄よ。

子どもが黙っているから、つい言いやすいし、言っちゃうけど、
言えば言うほど、子どもとの距離は離れると自覚した方がいい。

「でもほっといたら、どうにかなっちゃうんですよ!」って気持ちはわかる。
アタシ、ほっとかなかったから。

でもね、ほっときな。
その時期が来るのを「待つ」ことが出来る母のみが
吉報を手に出来るんだってアタシは今にしてようやくわかった。

深海魚を脱出した子にインタビューをするとね、飽きる瞬間っていうのがあるらしい。

勉強を全くしないっていう毎日に飽きる
ゲームをし続ける日々に飽きる
この深海という定位置に飽きる

ってことらしい。

そのときに親はどうしていたか?って聞くと
「心配はしていたと思うけど、基本的にほっといてくれた」って言うんだよね。

中学に入ったら、徐々に手を放すのが理想なんだけど、
こういう子たちの母はアタシを含めて、放すタイミングがわかんないわけ。
一気に放り出してみたり、逆にいかん!と思って過剰に関心を寄せたりすんのよ。

もし子どもを信頼しているのであれば、こんなに放りっぱなしにしたり、
逆に口を挟みすぎたりってことはないから、
これは全く信頼していないってことの裏返しなんだよね。

「ダンナと自分の子どもなんだから絶対、大丈夫。幸せになってくれる。信じよう」って
思えて実行できた母順に笑顔になっているんだよ。

そんなこと言われても、テコ入れしないと進級出来ないんですよ!って怒るかもしれないけど、
それに怯えるのは母の体裁やら見栄なんだと思う。
そこにしかない幸せだけが幸せではないって、もっと真剣に考えてね。

今の自分でいいのか?ということを考えるのは子ども自身で、
それはギャーギャー言われたら、絶対に考えられないものなんだと思う。
黙って、ゆっくり考える時間を子どもに与えてよ。
それが高校受験のない6年一貫の良さだと思う。

大学は本人が本当に目指す方向が決まれば、極論すればどこだって入れる。
欲しいのはゆっくり考える時間。

たこ太(りんこ長男)が英検を3回連続全て3にマークしたりしたのも、
塾をバックレまくったのも、自主休校を繰り返したのも、
考える時間として必要だったのかもしれないって今は思う。

あんなに私が取り乱さなければ、もっと静かに考える環境を用意してあげられたのに、
こんな母ちゃんでホントにごめんって今は思うよ。

アタシの轍を踏んじゃ駄目。

飯食って、元気に学校に行けるのなら、中高一貫、それでOK!って
アタシは真面目にそう思う(除く高3だからね、娘!)


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Q59

りんこさん、あなたは「偏差値が一個でも高いところが好き」だと
講演会でもご著書でも抜け抜けと散々おっしゃっていますよね?
これは今でも、変わらない持論ですか?

(ある雑誌のインタビュアからご質問いただきました)

A59

好きだよ~ん! 以上、おしまい。

時間切れで、違う話題になってしまい、この話はオチ?も言えなかったので、
ここで補足回答させていただきます<(_ _)>

あ~、悪かったね。そうなんだよ。
今でもね、偏差値が高いとこが好き。
1ポイントでも高いところが好きだし、いっちゃん頭良し校が好きなんだよ。

人間、ないものを求めんだよ。
趣味嗜好だから許しておくれ。

アタシは冷蔵庫がなんで電気を入れるのに冷たくなるのかを
バカにも解る言葉で説明してくれるような人が好きなんだよ。

ガリレオ(@東野圭吾さん)を演じた福山さまみたいに、
突然、地面に解せぬ宇宙文字(←りんこから見たら)=数式を
書き出しちゃうような人が好きなんだよ。

「ロマンチック街道に行ってロマンチックなアレやコレやがしたいわ~♡」
と言ったら「フランク王国の頃はね・・・」とか語ってくれちゃう人が好きなんだよ。

自分にはトンとわからんけど、すっごくね!?って単純に思っちゃうんだな。

そんな男、ゼッテー嫌だ!面白くも何ともない!とお思いのご婦人方もおられう
とは思うけど、さっきも言ったが趣味嗜好なんだよね。

そういう人って、公立私立は問わないけれども、絶対、頭良子高校を出てるのさ。

だからね、このない頭はそういう人になるためには
「頭良子校」に行くのは必要条件なんじゃないだろうか?と思い込んだフシがあるんだよ。

ちょっと前に灘の伝説の教師、橋本先生の話題がニュースになったけど
(「銀の匙」という小説を3年かけて読むという授業)

超トップ校というのは、こういうことをやっているのかぁとびっくりした。

やる方もやる方だけど、される側もその意図を理解できなければ成り立たないわけで、
その空間を想像するだけで贅沢だよなぁって思ってしまう。

そんなわけで自分はまるで無理だったからゆえに、
子どもに、特に男の子だった息子に、なんか壮大な自分の夢を押しつけたんだよね、
今、考えれば。

「MITに行って、NASAに行って『こちらヒューストン』って言ってね」っていう
アホな願望を真面目に持っていた。

それが超かっちょええ!と思ってたんだよなぁ。

いろいろと小理屈を並べたら百も二百もあるんだけど、
結局、そういうアホな妄想に取り付かれたんだな。

ある程度、誘導したら、そういうアタシが望むレールに乗ってくれると単純に思い込んだし、
それが息子のためでもあるのよ位の気持ちだったのかなぁ。

アタシはね、学校に行くときにチェックをしている項目があって、
それは授業風景と生徒の授業態度なんだよね。

ある学校説明会に行ったときね、見学者にはこんな前節があって生徒の教室前に送り出された。

曰く「教室前では一切しゃべるな。靴音を立てるな。サッサと歩め」

というものだったんだけど、高3の教室だったけど、
緊張感があって、それに呼応するように見学者も緊張しながら、教室前を通過した。

注意を受けなくても、何か神聖な場所に案内され、
見学者はそれを見せていただく側だという雰囲気に満ちていた。
昨今、流行りの「見学者はお客様、神様でござい~」という風潮とは一線を引いている。 

なんて言うのかな、教師と生徒の真剣勝負って言うのか、崇高な空気って言うのか、
そういうものが感じられる授業風景に惹かれたりする。
(我が子に合っているのかは、全くの別問題だよ)

そういう空気がある学校ってアタシの知る限りなんだが、頭良子校なんだ。

アタシは私立というものは在校生、教師、OBOG、父兄の4輪駆動で動いている
という持論を持っているんだけど、このOBOGというものの存在はかなり大きいと思う。
この人たちが即(すなわ)ち伝統・歴史の部分を担う。そしてその部分を在校生に託し、
それが襷(たすき)として連綿と繋がっているということが私立なんだよね。
これは一朝一夕どころか、100年かかる。
人間どうあがいたって100年は現役ではいられないわけで、3世代、或いは4世代を経るということ。伝統はひとりでは作れないってことだよね。
単純にすごいことだと思う。

そういう歴史を大切にしてきた学校は間違いないと思うんだよな。

12歳から18歳という乾いたスポンジのような時期をどう教育するかを
熟知している学校という存在は、思っているよりも深いんだと感じる。
奥深いんだよね、人生に対する思いが。

それが、ふとした瞬間に垣間見られるから、アタシは頭良子校が好きだ。

ただ問題は、己の子がその頭良子校の囲いの中にまったく入らないってことで
こればっかりは適材適所なんだよなぁということは痛感している。


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Q58 

りんこさん、はじめまして。りんこさんのシリーズを愛読しているものです。
息子(小6)は、5月に突如受験すると言い出し、
大手塾は引き受け手もなく、家庭教師にお願いしています。
息子は幼少時から体が弱く、すぐ熱を出し、年少のときの欠席日数は40日でした。
これは土日や長期休暇は入っていませんので、
50日以上は少なくとも寝込んでいたということです。
現在まで8時前就寝を続けて、ようやく欠席することもほとんどなくなってきました。

しかし、家庭教師の先生は、5月に始めて、8時就寝、5時起床では受かるわけない、
みんな11時就寝、6時起床を実行しているといわれてしまいました。

何とか9時まで起きて勉強を続けていたのですが、
暑さのせいもあり、下痢嘔吐してしまい、本日学校も欠席しています。
去年はあの猛暑でも全然平気だったのに・・・

うちのような子には受験は無理なんでしょうか?
それともレベルをかなり下げて、行ける所に行かせ、大学受験でリベンジとか、
長い目で見たほうがいいのでしょうか?

突然メールしてこのようなご相談をもちかけてしまい、本当に申し訳ありません。
もし、気を悪くされたらとメールするのをためらっていましたが、
この手の質問にばしっと答えられる方はりんこさん以外に思いつきませんでした。
なので、もし、もし返信していただけたら、とても嬉しいですが、
いただけなくても、りんこさんの本は今後も愛読いたします。
これからもご活躍されることをかげながら応援しています。
りんこさんの本で救われたひと、多いと思います。
完璧な母じゃなくてもいいんだな・・・と。

(ゆきさんよりメール頂きました)


A 58

ゆきさん、メールありがとう!
完璧な母ね~。アタシはそんな人、見たことないなぁ。
これは完璧だ!と思う人にすり寄って行って、いろいろ根掘り葉掘り聞くと、
やっぱり日々悩んでいるし、なんだ、一緒か!?って思うことも多いよ~。
完璧な母がいたら、子どもは辛いだけじゃないかなぁ?
なーんてね、まあ、完璧とは正反対の方向に突っ走ってるアタシが言えた義理じゃないけどさ。

ご質問は完璧な母についてじゃないので、ご質問に答えることにするね。

いやー、辛かったでしょ?
偉かったね。今まで眠れない夜を過ごしたり、
夜中じゅう洗濯に追われたこともあったんじゃないかな?

アタシも長男が体が弱かったから、病院通いが日課でね、
毎日の診察室前での待ち時間の長さに本当に疲れちゃって、
自分が可哀そうで可哀そうで、これが当の本人に当たり散らしたりしてね。
本当にひどいことばっかしてたなぁ。

「ごめんね、丈夫に産んであげられなくて」って気持ちよりも
「なんでアタシを苦しめるの!?」って気持ちの方が強かったときもいっぱいあった。
そのバランスが取れなくて、泣き叫びたい衝動にかられること、たくさんあったなぁ。

でもね、段々に本当に少しずつなんだけど丈夫になっていくからね、徐々に
病院通いが遠くなるから、楽しみにしてて。体が弱いのは母のせいじゃないからさ。

さてと、受験ね。
受験と健康を天秤にかけたら、おのずと答えは見えるのにね。
本当はわかっているのにね「がんばれ!」って言葉のボキャブラリーしか
持ち合わせがない自分に嫌になるね。

よくね、ここの編集長の望月さんがアタシを初対面の人に紹介するときに
「吐いてる息子にゲロ袋を持たせて塾に捨てて来た女」って枕詞を付けてくれるんだけど、
まあ、事実だから弁解はしないけど、これはお勧めしない(笑)

やっぱり、人間、健康あってナンボなんだよ。
良い子は真似しちゃダメなのよ。

アタシなら息子になんで受験したいのか、理由を聞くな。

それが例えば、同級生と何かがあって同じ学区の公立中には行きたくないという理由なのか、
それとも何かの志があって、この中学!っていうこころに秘めた思いがあるのか、
その辺を確かめる。

違う中学なら何処でもいいならば、
今、出来る範囲で狙える雰囲気の良い、彼に合いそうなところを探す。

大学受験のことを言えば、何処からでも、
目標を見つけてやる気になったヤツは志望校に入るし、
どんなトップレベル校にいても、やる気が起きないヤツは
行けないという当たり前の現実が待っている。
あるのは率の違いだけで、どこに行ったから安心とかいう類の問題じゃない。

そんなことよりも、大事なことはたくさんあるんじゃない?
受験したいという理由は何?

例えば鉄に憧れていて、この中学!って思いがあって、
今の状態ならば到底無理という状態であって、
どうしても、どうしても、そこに行くことがこの子の未来を照らすと思うならば、
ものすごいバッシングを受けそうだけど、アタシなら睡眠時間は確保して、
その分、小学校をお休みする日を作るかも。

中学受験はね、親の責任なんだよ。
だから辛いの。
自分のことじゃないから、本当は何が正しいのかよく解らないのが現実なんだけど、
それでもこの子のためと信じた道を歩むしかないんだよね。
それが間違いだと思ったときには全ての責任は親がかぶらないといけないという
過酷さがキツイんだよ。親子と言え、他人の人生に責任を取るのはキツイ。

だから、こうだと信じた道があるのであれば、他人がどう言おうが関係ないわけ。
その代わり、全責任は一手に担うことになるけどね。

要はゆきちゃんがどうしたいのかが決まってないことが問題。

中学受験を子どものせいにしちゃダメなんだよ。
中学受験をやるのは親としての方針で、この道を行くという覚悟が家庭にないと、
下手すると不合格を子どものせいにするからね。
受かっても、駄目でも、親の責任だから、子どもは悪くないってことだよね。

自分がどうしたいかが解れば、家庭教師の先生がどう言おうが揺れないんじゃないかな。

ついでに言うと、朝の2時間プラス帰宅後の3時間でも充分だとアタシは思う。
要は集中力の問題だからね。

本当に受験が必要なのかも含めて考えてみるチャンスにするといいよ~。
母は一旦、気持ちが固まると強いから!気持ちで負けるな!


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Q56 

子どもの学校選びについて相談にのってやって下さい。
4年のころからオープンキャンバスや学校説明会、
文化祭、体育祭などいろいろ行っています。
いよいよ、長男が受験の年になりましたが、ここに来て迷いが出てきています。

公立中高一貫校を目指している受験ですが、
狭き門なので私立受験も考え、学校説明会などに
行くうちに、それぞれの私学の建学の精神や設備の充実にひかれていきました。

先日、ある学校ブースで通塾率をお伺いしたところ70%くらいということでした。
大学に入ることが目的ではありませんが
私学に入れてもWスクールならば
公立中→都立高&予備校って道でもいいのでしょうか?
私立中高一貫校&予備校のほうが学力がのびるのですか?
(本人次第でしょうけど・・・)
あるいは学校の勉強だけでは大学受験(GMARCHレベル)は無理なのでしょうか。

中受も塾力(小学校力ではない)だし大学受験も予備校力ってことですか?
Wスクールがいやなら大学付属にしようかとも思えてきました。

外から見ると私学はとても魅力的にみえますがお子さんお二人を私学に
通わせてコストパフォーマンス的にどうですか?

(H&Mママよりご質問いただきました)

A56
せっかくのご質問なので、声を大にして言っちゃうよ。覚悟して聞きや~

「コストパフォーマンス的にはじぇんじぇん合わん!!」

いや、合うヤツもいるだろうから、全部が全部じゃないんだけど
アタシは「金」ってことだけをフォーカスしちゃうと
「合わない!」って叫んでいる母の方が多いと思う。

合うのはね、最終的に親が納得できたと思える、
出来れば近所に吹聴して歩きたくなる、
或いは聞かれたら、即答えることの出来る大学に
我が子を最終的に突っ込めた親だけなんだよ、
こと「金」だけのことを平たく言えばね。
最終学歴って重くってね、なんやかや言っても、
それに引きずられる親はいっぱいいるんだよね。
「こんなに金かけたのにここ!?」みたいなね。

ご質問にあるとおり、ほぼ100%、
大学合格力は予備校力に比例していると思う。
しかも高偏差値校になればなるほど、
予備校(含 塾・個別・家庭教師)に低学年から通う率は上がるし、
入学式のあった日の午後に
有名塾の入塾手続きに行くということもたくさんあるわけよ。
更に驚くだろうけど、数学はほにゃらら(ほにゃららは塾の名まえ)、
英語はほにゃららって科目によって塾を変えていくなんていうことも普通にある。

学校は言うよ。「本校は塾要らず」だとか
「東大に受かった○子ちゃんは予備校には行っていませんでした」
なんてことを声高に言う。
もちろん嘘ではなく、そういう子もいるよ。
でも圧倒的多数が外注を導入しているというシステムだ
という現状は否定できないと思う。

じゃあ大学付属に突っ込めば安心ね!?って話だけど、
それも難関校になればなるほど甘くはないんだよ。
大学付属には限らないけれども、
各校御用達の塾っていうものがちゃんと存在していて、
大学付属には理科実験のレポートはこの塾!なんて世界が実際にある
(オリジナル教育なので、それに特化したところがあるんだよん)。

つまりね、学費にプラスして高学年になればなるほど
予備校(含 塾・個別・家庭教師)のお金がかかってくるっていう実態があるんだね。
予備校もね、フルに行く子もいるし、
単科で取って行く子もいるし、多くは自習室確保の目的で参入するから、
コストとしてはピンからキリまであって一概には言えない。

美術系予備校だとか医学系予備校は目の玉飛び出るくらい高いって聞くけれども、
予備校によっても、取る教科数によっても全然違うからね。

この辺の事情をね、中学受験界ではどういうわけか
アナウンスする人がいないような気がしてね、
入った後「ウソ!?」って思う母たちがいっぱいいるんだよね。

「ここに入れたから、もうウチは安心ザマス!」なんてことは言えない世界なの
(除:神々の園=出来杉君の居る世界=Nで言うところの漢字さま=でも
予備校には行く)。

超トップ校と言われているところがあるよね。
そこが1学年400人いたとしたら、その高校が狙っている大学に当確
と言われている数は上位100人、浪人含めると多くても上位150人って
言われているんだって。
つまり残り人たちは、下位の順位にいればいるほど、
価値観自体を変えないとそこの価値観では辛いってことが実際問題あるよね。

私立に行けば、学力が伸びるのかという問題だけど、人による。
いくら先取りをやっているからって、
その子が理解しないまま、学校のカリキュラムが突っ走るのだったら意味がない。

学校の勉強だけでG-MARCHは無理でしょうか?と言われたら、
そんなことはない。
さっきも触れたけれども、学校の勉強だけで東大に、
或いは一橋に、或いは東工大にという
超難関大学に入ったOB/OGを持つ学校も腐るほどある。
これも人による。

つまりね、どこに所属しようが、目標を見定めて、
やる気のスイッチが入ったヤツはその目標に
到達するってことだよね。
これに私立、公立、偏差値の上下は関係ない。

あるのは「率」だけだよね。
中学受験の偏差値がそのままスライドして
センターの高得点取得に繋がっているという事実があるので、
「率」だけ見れば中学で高偏差値校に突っ込んでおいた方が
大学実績がいいという「表」はできるよね。

だけど、それが我が子に適用するのかは保証はされないし、
我が子次第ってことになる。
入れてみないことには、未来予測は全然できないってことなんだよ。

じゃあ、大学名という結果が同じなら、金がかからないから公立で十分だわ!って思うならば、その方がいいとアタシは思うよ。

左様にコストパフォーマンスは合わないと思うアタシだけど
「じゃあ、アンタ、公立行った方が良かった?」と聞かれたら、それも違うかな。

ベネッセで言ったけどさ、アタシはこういう風に考えているの。
私立一貫校は普通の航空会社で、公立は格安航空なんだと。
どちらも安全は保証されているのよ。
目的地も「我が子の幸せ」ってことで一緒。
何が違うのかと言えば、格安航空を選んだ場合、
安全渡航以外のすべてのオプションが有料になり、
有料はいいんだけど、ここが問題で、
それは自分の意志で「これがやりたい」「これが欲しい」と言わない限り、
出て来ないんだよね。

ここ、すごい重要なんだよ。
よく「公立向き」って小学生がいるでしょ?
勉強してないように見えるのに、すごく出来て、
おまけに運動神経も良くて、絵も得意で、器用で、皆の人気者で
特に男子だったりしたら、ぶっちぎりに女の子にもてるっていうような子ども。

そういう心配のない子は自分で道を切り拓く術を知っているように思うんだ。
自分に合った勉強法を見つけるのが上手かったり、
自分に何が足らなくて、何が必要かを嗅ぎつける能力があったりで、
そういう子は例えば、高校になったときに
ほぼ無料で行ける留学制度なんかも活用したりする。
私立が金と時間をかけて開発しているようなオプションを自分の力で見つけて、
実行に移すことができる。

でもね、圧倒的多数が悲しいかな、こういう子ではないんだよね。
オプションがあるってことにも気が付かない。

一方、私立はその学校オリジナルのオプションだらけなわけよ。
あらかじめ提示されていて、こういう料金ですが、
ここでこういうものを提示しますってことをはっきり謳っている。

アタシは教育というのは「可能性」だと思っていて、
私立はその「可能性」の引き出しを目の前に開けて見せて「
君は何が好き?」と6年かけて問いかけてくれる存在だと思うわけ。
それがシャワーのように6年間、
ごく自然に浴びられるってところが最大の魅力なわけね。

その学校に居なければ、絶対に吸えない空気があると思う。
その空気が吸いやすいところを選んでねってことに尽きるんだと思うんだよね。
このオプションの多くは目では見えないってところがね、
非常に悩ましい問題になるかと思うんだけど、感じるしかないよね。

このオプションは当然、金がかかるから、要らないわ!って思うのであれば、
アタシは全然公立でいいように思う。

アタシん家のことを聞いてくださったので、答えるとすると、
やっぱすごい良かった。
こないだのベネッセで爆笑しちゃったんだけど、
逗子開成(息子の母校)のPRコメントが
「海と緑と太陽と共に(中略)大いにチャレンジしようぜ!!」なんだよね。
学校によって様々なPRコメントがあって、なるほどね~って唸っていたんだけどさ、
このコメントを読んで、実際にコメントを書いた先生に
「語尾が『だぜ』だし。らしいね~!」ってことを言ったら、
その先生が「でしょう?」ってニコニコ笑ったのね。

つまりそういうこと。
アタシは(多分ダンナも)、息子にこの空気の中で彼が青春時代を過ごす
というプレゼントをすることが出来て嬉しいし、
先生方にも息子の友人たちにも感謝なんだ~。
娘に対しても、娘の学校は娘には本当に合っていると思うし、
アタシは本当にあの学校が好きなので、確かに金はかかって、
ダンナは大変だけど、それはすごく嬉しいことなんだよね。

私立中高一貫に我が子を行かせている母の多くが
アタシと同じように感じているんじゃないかな。

「コストパフォーマンス?合うわけないでしょ!(怒)
でも、プライスレスなんだよ!(微笑む)」
って母がたくさんいるんだと、そう思う。



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Q55
上手に叱りたい。どうすればいいですか? 

いつも楽しみにブログ拝見しています。
残念ながらベネッセフェアには出遅れてしまいましたが...もう来年はない6年生なのに。

今週は小学校の家庭訪問期間のため給食後直帰の早帰り。
きつきつの学習スケジュールを調整し軌道にのせるべく準備をしていたにも関わらず、
昨日やった課題量は6時間終了後と同じ。

だらだらと課題を解き、エンジンがかかったのは夕食後の就寝前2時間。
このペースでは「間に合わない」と分かってから。わたしは怒り心頭です。
なんのために前倒しで家庭学習をこなし、この期間に備えたのか。

帰宅後はまず連絡帳を渡しなさいと何度言ってもききません。宿題を先にやり、
明日の準備をやってしまいなさいと言ってもすぐやらなくなります。

わたしは叱り方が下手です。多分叱るのが好きじゃないんだと思います。
小さい頃から、良いところを見つけて、ほめてほめて、育ててきました。
しかしプチ反抗期っぽくなってきた息子を、「ほめ」だけで扱っていけるとも思えません。腹が立つと口を利く気もしません。息子の顔も見たくありません。
勉強につきあう気にもなれません。
いっそすべて落ちてしまえ、とすら思います。決して口には出しませんが。
態度にはしっかり出ていると思います。

翌朝の今になっても怒りがおさまりません。夕べ息子はベソをかきましたので、
「あなたは5年生じゃない。2月1日は誰にも均等に必ずやってくる。
持ち時間は同じなのだから、時間を大切にしなさい」と諭しました。
息子は「ちゃんとやる」と言いました。

一緒に課題を確認し、時間配分を決めてスケジュールをたてる...
そういうマメな段取りが以前にあったら、本人の納得もあり、
こういうことは避けられたのかも知れません。
面倒がったわたしに非があるのかも知れません。
しかし、そのようなウツクシイ理想は今回実現できませんでした。

りんこさん、上手な叱り方についてアドバイスいただければ幸いです。

情けない母より


A55
上手な叱り方かぁ・・・。いや~、アタシに聞かれてもなぁ・・・。
ホレ、アタシ、鬼のようだったからさ、日本一、叱り方が悪い母親なんじゃないかと、
落ち込んだこともいっぱいあったからなぁ。

みんな、これでは本当に落ち込んでいるし、悩んでいるよね。

そんなアタシが反省するにね、
子どもの気持ちに「共感」する能力が足りなかったなぁって思うんだよね。

中学受験の頃は「○時までにこれを仕上げて、○時にこっちに手を付け、
○時にはお風呂で・・・」みたいなタイムスケジュールを
アタシが勝手に立ててたんだよね。

大人のつもりのアタシは受験までの「期間」と「やるべきこと」の割り算をやって、
その途方もない分量に焦りまくっていた。

これをこの日にやらなければ、落ちてしまう!ってその恐怖感でいっぱいだった。
こんなに塾にも行っているのに、結果、行きたいと思う学校には落ち続け、
名も知らない学校に入学、或いは全落ちしての公立行きになってしまう!って。

それがこの世の終わり、中受に失敗したら人生落伍者くらいの感覚だったようにも思う。

それで、焦って焦って、勝手にスケジュールを組んで、
それを実行しない息子に切れて切れてキレまくってた。
息子の気持ちなんて、これぽっちも考えていなかったなぁ。

今ね、もっと共感してあげれば良かったかなぁって思う。

「辛いよね」「大変だね」ってただ言えばよかったんだなぁ。

なのにさ、出る言葉は

「辛いよね、でも頑張れるよね?」

「大変だね、でもみんな大変なんだよ。受かりたいでしょう?」

もう言葉は問答無用だったもんなぁ。

息子の言葉はなにひとつ聞いてなかったなぁ。

(まあ、ヤツもしゃべりもしなかったけどね)

反論は許さなかったんだよね、きっと。そんなつもりはないんだけどさ、

圧倒的な威圧感を出してたと思う。

室長も「辛いね」って共感しろって言ってたもんなぁ。

でもね、こう思うけど、アタシに今、じゃあ、中受の母やってみろ!と

言われても、きっと「情けない母」さんと同じことをしていると思う。

偉い先生は呆れると思うけど、中学受験は母が怒ってナンボの世界だと思うんだよね。

異論はあるとは思うけどさ

なだめて、なだめて、なだめて、なだめて、全く効果がないから、
怒って、怒って、怒って、怒って、
やっとのことで机のとこまで子どもを引っ張って来るのが中学受験なんだよ。

でも、そこからも怒り続けなければならないのが、また辛いところでね~。

勉強時間より説教タイムの方が明らか長いって家は沢山あると思う。

それがむしろ普通なんだよ。

でも、だから安心してねって言うのもなんだからさ、
ひとつね、試してみるのがいいかなって思うことがある。

勉強に対する集中力がないってお子さんの場合ね、
「達成感」を大事にしてみるってことを中心に据えてみるといいかもしれない。

日々こなす計算問題で、その日の分、全問正解ならば、
ご褒美タイムでもご褒美オヤツでもご褒美シールでもいいんだけど、
そういう「人参」をたくさんぶら下げてみるのも手だよね。

例えば、大問1の(1)が解けることが目標であれば、
とりあえずは大問2でも3でも、そこの(1)が解ければOKにして、
その日は勉強おしまい!みたいに時間をわざと短くしてみるとかね。

この短くしてみるっていうのは、模試の直しでも言えていて、
全部を見直しすることなく、最低限のところからスタートする気持ちで、
正答率70%を超えているなら、絶対に落とせないから、
そこは何故間違えたのかを見直そうでもいいし、
今日は奇数番号だけ丁寧に見直すでもいいから、
かかる時間を大幅に短くすることを敢えてやってみるっていうことも手なんだよね。

模試の見直しもやってない!課題もやってない!プリントもまだだ!って思うと
母は焦りから怒鳴りたくなるんだけど、こういう「短め学習」をするとね、

完全には遠くても、一応「手を付けた」という事実は残る。
何もやらないよりも、遥かに進歩だよね。

「サッとやって、サッと(勉強を)終わろう!」ってことをスローガンに、
一度、親子でスケジュールを立ててみるといいと思うよ。

子どももやらなければならないことは重々承知してるんだよね。

だから、これは出来たらでいいんだけど「説教は短く」って母が自戒できたらいいよね。

3分なら3分って決めてタイマーが鳴ったら、途中でもやめる。

親子で「短く!」ってことを目標に据えられたら、
段々に過去問をやる秋くらいにはピッチが出てくるようになるからね。

まずは、決めた時間とおりになるべく始められるように
「簡単に終わるぜ!」くらいの量から始めてみてね。

ウツクシイ理想は中々出来ないんだけど、その狭間でもがきながら、
どうにか帳尻を合わせたい!と思うのが中受母だからさ

「やばい!」と思ったら、軌道修正すればいいんだよ。

まだまだこれから。

少しずつ志望校への山登りをしていこうね。



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Q54

はじめてメッセージいたします。
息子は今年2月から塾に通い始めました。それまでは通信だけでがんばってきました。
といわけで入ったのは7時半くらいには塾が終わる中堅塾でしかも算数国語だけ。
ですので理科社会はあいかわらず四谷の通信で勉強しています。
しかし社会がまったく点がとれず、1500人中1400番くらいの成績さえ...。
四谷の合格実績さえ思わしくない中、こんなことではどこにも受からないのでは...
と思ってしまいます。

だいたい、勉強をやる気がないんです。
塾の宿題だって、先日出発前にやり残しを発見しあわててやろうとするのだけれど、
私に全部同音異義語の答えを教えてもらおうとするのだけれど、
鬼の形相で迫るので、結局手伝いました。
辞書を引きなさいと渡した辞書は怒りでページを破るし、
同音異義語の載っているリストのページを開いて「ここから答えを探しなさい」といっても、
キラウェア火山のように爆発して自分では探さない(もう、あせりでパニックになってる)し。

なぜそんな風になるのかわかりません。
落ち着いて、腹をくくって、宿題忘れていけばいいのに...。

塾の算数もまず、「復習しなさい」といってもしないし、
応用問題から解こうとして、「わからなかったからいいよね?」というから、
「じゃあ先生に聞いてきなさい」というのに、
「聞いてきた?」「忘れた」、次回「この間の問題聞いた?」というと、「どれか忘れた」と言うし...。
それでもゆるめの塾なので初めての塾内テストでは全国で
(といっても200人くらいしか受けてないテスト)で、算数は3番だったよ!
と勝手に天狗になってるのです。
私はそこに上に3000人くらい上積みした順位でしょ...と思ったり。

むしろ塾に行って成績落ちているんじゃないかと思います。
漢字をしなさい、社会のサブノート記入しなさい、週テスト解きなさいと言ってもやる気がない。
でも、受験は、周囲にも受験する人がいるし、
自分はできるというプライドがあって受験するきなのです。
あれだけ漢字読めないくせに、
昨日も「学校の漢字のテスト100点だよ、東京都の算数のテスト100点だよ」と見せるのです。
一応褒めましたが、私は心ではちっとも喜んでいないのです。

息子のできないところ、私のアドバイスをちっとも聞かないところばかり気になって。
私は子供なんか産まなければ良かったのではないかしら......とひどいことを思ったりします。

学校の教科書をそろえるために「国語国語理科社会...」などと言うから、
「国語なにやるの?」というと「忘れちゃったじゃないか」と激怒したり、
今朝は何も言わなかったら「なんで無視するの?」と言うし。
「なんていえばいいの」というと「そうねとか...」と。

私は息子のテンションについていけません。つらい。
もうこれをやればとかフォローしてあげるのもそろそろ嫌気がさしてきました。

りんこさんは冬の大三角のダイヤモンドを息子さんがプレゼントしてくれましたよね。
どうしてうちの息子はこんなに怖いのでしょうか?

最初から塾にはいることなくだらだらと親に無理やり勉強やらされてきたので
きっと勉強がちっとも好きじゃないんだと思います。
なんか、見放して失敗させるほうがいいんじゃないかと思ったりします...。
よそのお子さんが一生懸命課題をこなしたり、
自分で問題解いたり読書したり新聞読んだりしているという記事を読むのも
つらくなってきました。

なんでこんなに卑屈になってしまうのかって、私が悲観的性格すぎるのでしょうか...。

どうすれば息子が本気になって勉強するのでしょう?
毎日努力する人になってほしいのです。

SAさんからご質問いただきました。

A54
お返事遅れてごめんね。
学年が書いていなかったので、とりあえず6年生ということでお返事を書くね
(5年生であっても同じことだよ~)

「私は子供なんか産まなければ良かったのではないかしら」って思っちゃって
自己嫌悪に陥るというお話ですが、これ、あったり前でさ、
一度もこんなこと思ったことがない!って断言出来ちゃう母もいるかもしれないけど、
アタシに言わせりゃ普通なんだよ、ふ・つ・う!

母って勝手でさ、自分の言うことを素直にきいてくれる時は我が子が最高に可愛いし、
そうじゃない時は真逆に作用しちゃって、マジに可愛く思えない気持ちになるんだよ。
そうやって「可愛い」と「可愛くない」って気持ちの幅の中で揺れながら子育てしてるんだよね。
いいのよ、それで。子どもはそれ以上に勝手なんだからさ。
罪悪感にかられる必要はないんだよ。

ちなみに「冬のダイヤモンド」をプレゼントしてくれたのはウチの息子ではないから(笑)
「冬の大三角」を一緒に見ただけよん。←今や、一緒に夜空を見上げることなんか皆無だから、
6年母は今のウチに季節が来たら「夏の大三角」「冬の大三角」は見上げて良い思い出にしてね。

さてご質問の「プライドだけがあって、できない、やらない、(偏差値)上がらない」
の4重苦ですが、これは多いんだよね~。
でも、一回わかった!という楽しさを味わっていただけたら、すごーく伸びるタイプだよね。

理科、社会は通信でということなので、もし気に入ればY系の「四科のまとめ」、
気に入らなければNの「メモリーチェック」を併用して、
これが受験までには頭に入っていることがひとつの目標になると思うよ~。

これを楽しくやっていただくために知恵を絞ろうね。
カードで覚えるタイプのものを買ってきて、親子で競争するとかね、
歴史漫画を娯楽に読んでいただくとか、子どもが問題を出して母が答える側に回るとか、
そういう遊びを取り入れて、母も出来ないってことを納得しながら、
一緒に勉強する(一歩的に命令するのではなく)雰囲気が
流れを変えるきっかけになるのでやってみてね。

それが軌道にのってきた時点で、毎日「四科のまとめ」をこれは記憶するように、
1単元だけでいいから、受験終了まで読んでいただくという習慣をつけると
点数が伸びていくからね。

きっと息子さんは「解らない」という事実が悔しくて、嫌なんだろうね。
だったら、やれよ!と母は思うんだけど、この辺がね、難しいよね。
本気になって勉強するにも、毎日努力する人になるにも、
ある程度、自分に手応えがないと出来ないんだよね。

まずは「志望校ありき」なので、どこに入りたいのかを明確にすること。
目標が具体化すれば、夢が見えて来るので、
あの学校でこの部活に入る!でもいいし、あの学校のラーメンを毎日食う!でもいいので、
それを叶えるために努力をするんだというターゲットを決めることが
モチベーションのアップに繋がるので、志望校を大事にしてね。

そこからだよね、そこに合格するためには、どれくらいの力をつけなければならないのかを
母が把握し分析しないとね。
解らなければ、塾の先生を利用して、何をどうすれば合格に持っていけるのかを聞いてみてね。

具体的に「場合の数であれば、この問題集のこの問題レベルは必須」
というように教えてもらうんだよ。

で、今はとりあえず、どの問題をやれていれば、
或いは最低限しなければならないのか聞いてみて。
必要以上ならば、今はやる必要はないってことを意味する。
具体的に言えば、宿題で応用問題の大問4までが出ているとする。
狙っている学校のレベルがもし大問2あたりでOKならば、
今、確実に出来なければならないのは基礎問題は必須で、
大問1まであたりはトライしたいってことになるよね。
まずはどのレベルにいるのかの把握と、志望校との差を冷静にみることが必要。

こういうタイプのお子さんは、闇雲にやるのではなく、
やった!出来た!丸だ!って手応えがないと前に進めないから、
すぐに丸!って気持ちになれるような環境作りは必須なんだよね。

辞書を引くってことは重要なことだけど、それを求めるのは少し酷かもしれない。
四文字熟語を聞かれたら、正答を間髪入れずに母が教えるっていうのでもOKなんだよ。
辞書を引いて、正答を自ら見つけることが理想だけど、
要は覚えていただき、それが次回、書ければいいのであって、
正当法が効くとは限らないわけよ。

例えば「弱肉強食」って言葉を教えてあげたとしたら、
何日か後に夕飯の支度をしながら「こないだの四文字熟語なんだっけ?」って感じで聞いてみる。忘れていたら「焼き肉定食に似てるんだけどな?」みたいに誘導してもOKだから、
正解したら本当に焼き肉が出て来るみたいな「技」を試してみるとかね、
そういう楽しくなるような覚え方を母もちょっとだけ取り入れると、自分が楽になるよ~。

いろいろ試行錯誤をしながらやっていくのが中学受験母なのね。
どうすればノリノリで勉強をしだすのか、本当に難しいんだけど、
解る!って手応えを一緒に感じながらやれると伸びるので、
もっともっと工夫してみてね。応援してます。


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Q53

今、とても悩んでいます。
4月から小5の息子の事です。
小3の冬季講習から中学受験に突入しました。
ですから、1年ちょっと経ちました。

この1年の成績は、全く伸びず...試験結果を見る度に現実を知り、ショック!!
それでも宿題はコツコツと親子で頑張ってきたのです。
ただ、それで安心してしまい、全く頭に残っていなかったのですね。

その上、2月から5年生がスタートしたら、いきなり難しくなったので、
子供もアップアップ状態で...
朝から晩まで、土日も終日勉強して、心にも余裕が無くなり、
親の言うことも聞かなくなり、間違いを指摘しても、聞き入れず、
我流で勉強するので、間違いがいつになっても改善されず、理解も出来ず...
何時間机に向かっても、宿題が終わらないので、嫌気がさしてきているようです。

塾の先生に相談したら、今晩塾が終わってから、3者面談をしてくださり、
子供に適切な意見を言ってくださったのですが、
どこまで子供の心に届いたかは不明です。

今日まで手取り足とり、勉強を教えて来ましたが、
明日からぐっと我慢をして、一人立ちさせようと思います。
いろいろなスイッチを押してみたのですが、まだやる気スイッチは見つからず...
環境を変えるため、転塾も考えるのですが、
とても良い先生なので、もう少し託してみようと考えるのです。

親子で怒鳴り合い、具合が悪くなってしまうのじゃないかと思うくらいで、
今からこれでは、親子共々受験を乗り越えられないと痛感しています。
りんこさんなら、この状況をどう乗り切られますか?

天の川の母


A53

5年生になると塾の勉強がグッと難しくなったと感じる母、それは正しい見解。
4年生までとは全然違うなぁって焦りを感じるのが5年生なんだよね。
この局面を打開する方法はね、
中学受験そのものを真剣に考えることに尽きると思うんだよね。

ご家庭によってはこの世に中学というものは1校しかなくて、
ここしか親族一同「中学」とは認めていないっていうご家庭も多いんだよね。
そういうご家庭は、もう「その中学」目指して突っ走るしかないよね。
その学校に入れてもらえるだけの実力をつけることが必須だよね。

一方で絶対私立でなければならない!と思うご家庭は
子どもの実力相応校プラスマイナスで校風が自分の家庭に合ったところを探して、
そこに向かって頑張るしかないよね。

公立でもよくて、あわよくば(偏差値が上がれば)私立でと思うご家庭は
一回「本当に私立(この道)でいいの?」って冷静に考えてみる
ほとんど最後のチャンスになると思うよ。

5年生になると勉強も塾での拘束時間も長くなっちゃって、
この道を行くと抜け出すことが「負け犬」のように感じられて、
事実上不可能になっちゃうんだよね。だから、
本当に我が子にとって「私立への道を目指す」ことがベストなのかを、
ちょっと一旦考え直す時間をもらったと考えてみたらどうかな。

もし「勉強を強いることが早い」と感じて、何が何でも私学って思いがないならば、
アタシは中受の道ではなく普通に高校受験を選ぶ道で
OKなんじゃないかと思っているんだよね。

それで、仮にね、何か明確な理由があって私立に入れたい!って強く思うなら
ここで仕切り直しだよね。

どこまで理解しているのかを母が「理解」しないといけないよね。
本当に基礎で躓いているのか、基礎はある程度理解していて
応用になるとサッパリ解らないのか、その辺、どうなのかを母が理解するのが先ね。

もし基礎でつっかえているのならば、そこまで戻らないといけないから、
宿題をやることよりも、基礎問題を集中的にやる方を優先させるべきかもしれない。

宿題の量が実力よりもかなり多いのかもしれないから、そのときは取捨選択だよね。
全部やる必要もあるのかをよく考えてね。
塾の先生にはね、ピンポイントで何回でも聞いてすがっていくことが、
これから先の真っ暗闇を照らしてくれることになると思う。

何時間机に向かっても宿題が終わらないということは何故なのかを、
母はこう思うけど、先生はどう考えるか?ということ。
その解決策はどうすればいいのかということ。
その具体策を聞かないとダメだよ。

それから、母が一番気を付けなければならないのは
「勉強をすることが嫌い」にさせないこと。
出来れば「解らない」が「解る」に変わる瞬間の喜びを知って欲しいよね。
そうするためには、どういう方法が我が子に合っているのかを工夫してみてね。

中学受験で「独り立ち」出来る子は本当に一握りしかいないのね。
何をやればいいのかがわかっていて、目指すことも明快に決まっていて、
それに向かってやり遂げる意志の強さがある。

これは本当に一握りだから、親子での争いが辛いから
「自分は手を引く」というのでは戦えないと思う。
中受は母が我が子に合った戦略を立てて、コーチのように伴走するものだから
直接、勉強をみる必要はないけど「何もしない」という選択は有り得ないのよ。

中受を決めたならば、腹をくくって徹底的に付き合う!って気持ちで
やり遂げるべきだとアタシは思う。

時間はまだまだたくさんあるから、この春の間にゆっくり悩んでみてね~。



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Q52

うちは来年受験予定の新6年生です。
塾の合格実績の見方について教えてください。
ちょうどこの時期、各塾の合格実績が出揃いますよね。
どうしてもよその塾のことが気になってしまいます。
しかも、子供の通っている塾の実績が昨年よりダウン。
本当にここで大丈夫なのか・・・と心配になってしまうんです。
もちろん結果を出している人は出しています。
この非常に気になる合格実績とどう付き合っていけば
いいでしょうか?
りんこさんのお知恵をお貸しください。

(ぴんくさんからご質問いただきました)

A52

各塾の合格実績が出揃いましたね~。
主要塾の有名校合格人数を合わせると有名校合格者数の遥か上を行くという
変な数字も話題のようですが、各塾の先生が一番、一喜一憂していることでしょう。

私は拙書「本当に聞きたかったQ&A ぶっちゃけどうなの!?」にも
書いた記憶があるんですが、この数字、一般人にいるかなぁ?って気がしてはいます。

御三家「合格者人数中 当塾出身者何名合格!」とか大きく出されると
「ウチも子もそこに行きさえすれば行けるんじゃね?」ってな感じで、
ちょっとソソられるものがあるんですが、アタシはうがった見方をしてしまうので、
その裏で何人が挑戦して涙を飲んだのかの数字が欲しいくらいなんですよね。

つまり、入試って我が子が我が子の志望校に行ければそれでいいだけであって、
塾の実績などは個人には全く関係しないってことだよなぁって思ったりしています。

同じ高校を出た隣に座っていたA君は東大に行ったけど、
自分には全く東大関係ねーって言うのに似てるかもって感じです。

じゃあ、全部無視でいいかと言えば、そうでもなくてアタシはこんな風に思っています。

その塾全体の合格実績は必要ないんですが、
通っている教室(或いはコース別)の合格実績は必要であると。

中高一貫校でもですね「この学年主任」ならば安心だけれども
「この学年主任」ならばお先真っ暗、サッサと予備校に突っ込もう!
みたいなことは一杯あるんですね。
学年によってもカラーがありますし、その先生の考え方によっても
微妙にずれていってしまうってことが原因です。
これと似ていることが中学受験塾でも起こります。

中小塾ならば元より、大手塾でも教室によって
実績に違いが出てくるのは当然だと思います。
そこの「気合い」であるとか「乗せ方」が変わってくるので、
最後の最後に実績に結び付いてくるのだと想像します。

通っている教室に自分の第一志望校の実績がない場合、それは覚悟が必要です。
その教室には第一志望校に関するノウハウがないと思われるからです。

ある程度の実数がある場合、その教室には第一志望校に関する情報が
蓄積されているとみるんですね。
塾の先生は過去問の分析も当然していくでしょうし、
当然、卒業生も遊びに来るので、そこからに情報入手
(どんな勉強法が役に立ったかなども含め)も可能ですし、
仕事なので現実にその学校に足しげく通う、
あるいは、その学校から先生が塾にわざわざ来るということも
普通に行われていることなんです。
謂わば、顔馴染みなんですよ。

そこから塾側も次年度の問題傾向の分析を始めていくでしょうし、
これは預かっている児童に薦めていい学校だなとか、
ちょっと危ない空気をかもしだしているとかいう実態がわかるので、
冷静にアドバイスが出来てくるんですね。

逆に言えば、偏差値以上の情報を持っているということが
教室の信頼度を増すということなんですが、
そういう意味で、その教室に実績があるのか、
出来れば数多くの児童を突っ込んでいるのかを注視する必要があると思います。

いい教室というのは、最後の最後に実力を発揮してくれるんですが、
3回目入試のときによく見られます。

この世の地獄と言ってもいいほどの不合格の烙印を押され続け、
明日はラストの3回目の第一志望の入試であると。
そのとき、その教室は何をしてくれるのかで合否が分かれてくることがあります。
拙書の話ばかりで恐縮ですが「これが中学受験ザマス」の
「ゲレンデの恋」のような塾の先生に当たると、
不思議な力と勇気を与えてもらえることがよくあります。

要は教師と子どもの「信頼感」なんです。
これまで3年間、一緒に頑張って来たという互いの信頼感が
合格をもぎ取って来る一因になるんですね。
子どもはすごく不思議な力を持っていて、
最後にエネルギーを爆発させるような状態で合格をもぎ取ることがよくあります。
塾の先生の魂が乗り移っているんじゃないかなってこともよく感じます。

まとめると、塾全体の合格実績はそんなに注視する必要はない。
しかし通っている教室の実績は大事である。
まったくない場合は塾とのコミュニケーションを今まで以上に努めることが必須である。
受験はある意味、塾を上手に利用した者勝ちでもあるので、
現場の先生との信頼感を築き上げるような努力はするべきである。

これがアタシの考えですが、ご参考になれば嬉しいです。



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Q51 

初めてお便りします。現在6年男子の母です。
N能研に通っていますが、悩んでいます。 
第一志望校(A校)はセンターテスト、カリテでは偏差値的には合格ラインにいますが、
特訓で過去問をすると、合格ラインに届きません。

また、偏差値では7~8も上の学校(B校)に一応行ってみようと説明会に行ったところ、私も主人も惚れこみました。

で、過去問を家で自主的に(ちゃんと時間も計りました)やらせたところ、
(国語は採点が難しいので、家での点が正しいかは疑問です)合格ラインに近いのです。
が、B校はセンター等では判定でいつも再考になり、先日、塾で個人懇談がありましたが、「まず、第一志望のA校を確実にしましょう。本人は大変気が弱いので、
チャレンジ校(B校)を受験するよりおさえ(C校)を受験しましょう。」と言われました。(B,C校の受験日は同じ日です) 

B校の過去問を6割とれている旨、伝えましたが、軽く流され、
B校の過去問をやる時間があったらテストなおしや過去のカリテをしてと言われました。

姉が中3で公立中学校に通っています。公立ですがとても真面目な子が多く、
校風も悪くありません。
今年受験なので色々情報がわかりますが、C校は高校から専願でもたくさん入り、
A,B校のように高校から入るのが大変難しい学校ではないのでA,B校が落ちた場合、
公立に行くかもしれないと塾には伝えてあります。

塾の先生の経験上、また愚息の性格を考えた上で A校は受験日が二日あるので 
初日に落としてもC校の合格を手に再チャレンジするのと、
合格なしでするのとでは 本人のプレッシャーが全然違うので
ウチの子のようなタイプはC校受験を絶対お勧めすると言われました。 
塾での懇談では B,C校のダブル出願ということで落ち着きました。

塾の言うことはよくわかるのですが、諦めきれません。
B校の特訓にも一度も入らず、偏差値も一度もクリアしてないのに 
過去問が2年 合格ラインに近かったからといって 
塾に逆らってチャレンジ受験させるのは無謀でしょうか?
二兎追うものは 一兎をも得ずでA校をも落としてしまうのも大変怖いのです。
どうかアドバイス よろしくお願いします。  
うさぎさんよりご質問いただきました。

 
A51  
ここは悩みどころだよね~。
私はすべてが残念だった場合に、どういう道を選択していたら
悔いが残らないのかがポイントだと思うんだよね。

別の言い方をすれば、どこに一番行きたいのかってことだよね。

B校がチャレンジだって言われようが、そこが気に入って、
そこでの6年間が一番我が子にとってベストじゃないかって思うのなら、
受けもせずに合格確率だけで諦めるのは、悔いが残るんじゃないかと思うんだよなぁ。
ただし、偏差値が適正偏差値でないのは事実だから、
入ってしまってからは相当苦労することは覚悟しないとダメだよ。

でも、そんな入った後のことはまたその時考えるのであれば、B校がいいと思えば
受ければいいと思うんだけど、ちょっと気持ちが弱い気がするんだよね。

受験は結局、思いの強さで受かっていくんだなぁって、
いろんな人の話を聞いて来てそう思っている。

最後まで子どもがモチベーションを切らさなかったら、受かっているし
どんなに合格確率が高くても、モチベーションが切れてたら、
それは残念な結果になっている。

あっちかな?こっちかな?って右往左往しているような状態は、
本当にそこを熱望している子どもには気持ちで既に負けているってことだと思うよ~。

まずは親ではなく、子どもがどこに行きたいと目
標を持ってがんばっているのかを確認することだよね。
中受は親の受験でもあるけど、主役は子どもだし、
子どもの「受かってやる!」って気持ちがない限り、どんな学校でも絶対に無理だよ。

親が出来ることは戦術も大切だけど、
いかにして本番中にモチベーションをキープしていくのかを真剣に考えることなんだよ。

そのために最悪のシナリオを描くってことも大切だろうし、子どもをのせていくように
何があっても親が全責任を負うって覚悟も大事だよね。

私だったら、偏差値の高低ではなく、
どこに一番子どもは行きたがっているのかを汲み取って、
そこに向かって、残りの日々に全力を尽くすだけだと考えるかな~。

公立でも良いとこころから思っているのなら、A校、B校で問題ないようにも思うし
やっぱり最低でもA校は確保したいと思うなら、C校も考えるかもしれない。
我が子がどれくらいB校への思いがあるのかで、道が全然違うんじゃないかな。

しっかりと照準を定めて、目標に向かって挑戦するってことが中受なんだと思う。
迷っている時間はないよ~。




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Q50 偏差値の低い学校って行かせる意味がありますか?

助けてください!!
サピに通っている6年女子です。ここに来ても偏差値は40くらいしかありません。
こんなことでは何処も入れてくれる学校なんかはないと思い、
もう受験を辞めた方がいいとまで私は思っています。
でも娘は受験はやめないの一点張りで、だったら勉強に集中して欲しいのですが、
本気になる様子もなく、いつ見てもダラダラダラダラとしており、
見ている私ばかり焦ってしまい、つい怒ってしまいます。
もう偏差値の低い学校しか受からないと思うのですが、
りんこさん、偏差値の低い学校に行くくらいなら、公立に行った方がいいですよね?
(K子さんからご質問いただきました)

A50


結論から言えば「受験はしようよ」という一言に尽きるかなぁ。
6年生の11月なんだよね、今は。例え、駆け込み的にやってきたとしても、
受験勉強をやってきたってことには変わりがないわけで、
挑戦もせずに撤退するってことは、
運動部の子どもがひたすら練習してきたのに、試合のチャンスがあるにもかかわらず、
一度も試合に出られなかった状態と一緒なので、勝っても負けても、
その試合に参加することはとっても意味があると思うんだよね。

私は叶わなくても、その家庭の第一志望校は大切にするべきだと思うし、
そこに向かって家族で努力していくことに中学受験は意味があると思うし、
今までがんばってきて得た知識やら、様々な思いは
誰にも削除することは出来ない大事な大事な宝物だと思っているのね。
私は受験会場に行きつくまでのプロセスはもっと家族で誇っていいものだと思うよ~。

偏差値の低い学校に行く意味があるのか?というのは、そのご家庭ご家庭の判断で、
誰かに言われたからこうするという類のものではないと思うんだ。

そういう意味でも中学受験は結婚と似ているんだよね。
自分が「この男がいい!」って思えば、
他の誰が「どこがいいの?最悪じゃん!」と言おうが
「好き」って気持ちは止められないでしょ?
一緒に生きたいと願うと思うんだよね。

なので、偏差値の高低ではなく、自分の思いの強さがすべてだと思う。
中学受験は最後まで諦めなかった人が結果はどうでも、やっぱり笑顔になっているし、
そのプロセスを楽しめた親子がこの先もいい関係を維持できるんだよ。

私は偏差値が低いと言われる学校でも素敵な学校はたくさんあると思っているし、
そこで落ち着いて勉強にクラブに打ち込める6年間は
金には変えられないプライスレスな価値があると信じたいけど、
これは各自の判断だと思う。

さあ、過去問を開こう。志望校に向かって一歩一歩、
家族でがんばるってことが今はものすごく大切なことだと思う。
悩んでないで前を向いてね。


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Q49

小四男子の母、Tと申します。
りんこさんの事は、著書や新聞などで拝見し、
甥が現在逗子開成にお世話になっていることもあり、
個人的に親近感を持って拝見しておりました。
息子の性格(おとなしい)を考え、また学校見学などを通じて、
私立の先生方の子どもへの愛情、面倒見の良さなどを考えると、
「やはり私立に行かせたい!」との思いを強くし、
毎日子どものお尻をたたきながら勉強に励んでおります。
ご相談内容なのですが、とにかく国語の成績がダメなのです。
本も読まず、暗記(漢字など)はともかく、読解力が皆無に等しいです。
塾での模擬テストも、毎回記述はほぼ白紙で提出しています。 
なるべくありとあらゆる読解問題をやらせようとしてはいますが、上手くいきません。
読解問題を学習するコツなどありましたら、教えていただけますでしょうか?

A49

4年生、夢も希望もいっぱいあっていいね~!
これから、ドンドン伸びて行くよね。

さて、国語のお悩みですが、まず最初に「嫌いにさせない」
ってことを挙げさせてください。

記述が白紙ということは、もう苦手意識を持っている前段階なので、
無理矢理、読解問題を闇雲にやらせても余計に苦手になってしまう恐れありです。
とにかく、物語って楽しいんだよってところからスタートしないと、
長文読む前から気持ちが↓↓になってしまうから、母は焦らないことだよ~。

私はまずね、短編を母が読み聞かせるところから始めたらどう?って提案します。
芥川でもいいし、星新一でもいいし、ビートたけしでもいいし、
なるべく短く、すぐに話の結末がわかるものがお勧めです。

初めの頃は、母がただ読み聞かせるだけです。
感想を聞いたり、要約を求めたりはダメだからね。
そのひとときを楽しんでくれれば、それでOKってことです。

次に賛否両論あるでしょうが、私は「あり!」「受験には効果的」と思っているので、
これから書くことを参考にしてみてください。

少し興味が湧いて来たなぁって思ってきたころに、
マンガを目の前に置いてあげてください。
お勧めは「一瞬の風になれ」「バッテリー」ですね~。

高確率で受験の練習問題に出題されることの多いベストセラーの完全漫画化作品です。
筋を知るということは読解が苦手の子にはものすごく重要なことになります。

多分、これから受験勉強をしているうちに
練習問題として目にする機会が出る作品なので
マンガで一読しておくと、実際に解けてしまうので、
ものすごい自信になるんですね。

欲しいのはこの自信と解けたという喜びです。
それを細かく積み重ねることが国語に限りませんが、中受では重要になります。

これからは拙書の話で恐縮です。
実は意外にもお子さんが読んでくださっていることが多いのに驚いているのですが
お母さんたち、これを読解に利用してたりするので\(◎o◎)/!なんですが
「偏差値30からの中学受験合格記」等を読ませて
「その章に何が書かれてあったか」
「主人公はそのときどういう気持ちだったか」などを要約させたりしてるんだそうです。
お下品なぶっちゃけ言葉で書いてあるので、
真剣にやることはないんですが、口頭で軽く聞く分には「あり」かな?と思っています。

これは主人公の気持ちを読み取る、
話の流れをつかむという練習をしていると思ってくださいね。
長文読解を解くときも同じように読んでいくんだよ
というシミュレーションの一番最初の段階ですね。
娯楽なんだか、勉強なんだかが曖昧に思える本を選択することが大事です。

こんな感じであくまで興味を惹かせるということを主眼に
いくつかトライしてみてください。

ちょっとずつ興味が出て来た段階で第2ステップとして
母はこの本を読むことをお勧めしています。

早川尚子先生の「中学受験 お母さんが教える国語」シリーズ(ダイヤモンド社)です。
この「印しつけメモ書きワークブック」はいい感じですよ~。

急には読解部分は偏差値が上がらないので、
焦らずに、試験の見直しをするときは横に付いて、
母が声に出して読んであげるということを最初は有効だと思います。

最初のうちは男の子はサルなので
「何故、健太は顔を赤くしたのですか?」という問いの文章に
「赤くしたかったから」というような解答しか出てきませんから、
焦らずに人には気持ちがあるということからわかってもらうように誘導しましょう。

母も物語を楽しむように、幼稚園のころのように
絵本を読み聞かせるような心持でがんばってみてくださいね~。



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Q48 

母と子と、共同作業ができません。
息子は勉強のことに触れると「わかってるから、あっち行って」と言います。

塾からの帰宅が遅く←平日は22時半過ぎで土日は20時。
でも土日はあまり勉強はできていません。 

9月から毎日塾なので、自宅で勉強をする時間がありません。
(ほぼ自習も含めて塾で完結スタイル)苦手分野も、一緒にやる、
というより自分でやるという感じになってます。
文字も汚いし、国語の長文も手つかずな様子。
塾の先生からも、自習で何をやっているのかわからない、と先日言われ、
先生と親との確認ノートを作ったばかりです。

それから、解答のマル付けも自分でやってしまいます。
わたしだと、厳しいからやり直しが増えるので嫌だ、というのがその理由です。
あと4カ月場合によっては3カ月。
運動会の応援団長になり、調子よくやってる様子に受験生の自覚が全く見受けられません。

わたしは、力になりたいのに拒絶されてしまいます。
お弁当を作り、朝起きないのを必死で起こし、
それだけで力になってると言えるのでしょうか?

タコ太くんもこの時期はそれなりにママの言うことは聞いていて従順でしたか?
受験に対するモチベーションはあるし、志望校もあるのですが、肝心な勉強が後手です。
週末も志望校の学祭に行ってきましたが、
フランクフルトを食べ御満悦、見たいところはある?と聞いてもわからない様子で、
親の後を付いてくるようなありさま。
父は、怒って帰ってしまいました。この時期に非常に嫌な雰囲気です。

ほかのブログを見ると、母と子と一致団結、
毎日の勉強の日課及び成果など記してあると、悲しく不安になります。
ここの時期からの、特に男の子の場合の親の在り方を先輩として教えてください(T_T)

男子母さんよりご質問いただきました。



A48

野郎はその気になるのが遅いって言うのか、
今置かれている立場がわかんないって言うのか、体内時計がゆっくり進むと言うのか、
本気になって火が点くのがかなり後の子が多いんだよ~。

受験本番中に「これって模試じゃないんだぁ!」って言う子、ホントに多いんだよ。
そこまで来ないと、現実っていうのが理解できないってこったね。

母を嫌う子もいっぱいいるよ~。
寄るな、触るな!って状態なんだけど、思春期に入っているのかもしれないね。
まあ、それは正常な反応ってことで、いちいちバトルをしないのが賢明だよね。

たこ太は母があまりに怖かったので、有無を言わせずだったけど、
それがいいかは微妙だよね。本来は自分でやっていくのが一番だと思うからね。

それでです。毎日22時半ってことは、もうそれから自宅学習は出来ないに等しいので、
塾での勉強が要になるってことだよね。
もっと塾の先生に頼って、めんどくさい親になっていいと思うよ~。
遠慮しないで不安を目一杯ぶつけてね。

確認ノートもとってもいい方法だと思うけど、自習ではどこをやればいいのか、
どこが穴なのかを、どうしたら志望校に近付けるのかを親子で面談してもらって、
具体的にやり方をそこで決めてもらう方がスッキリするよね。

志望校が決まっているというのは、すごくいいことで、
そこの問題が6割取れればいいんだから、焦らず、過去問を分析するんだよ。

国語で漢字の出題が必須で配点が高いなら、頻出漢字を覚えるのは必須だよね。
50字でまとめよならば、その練習をしないといけないよね。

算数も同じだよ。過去問の計算問題をやらせてみて、
もし落とすのであれば、徹底的にマークしなければならないから、
その類題をずっと続けていかなければ本番では解けないよね。

本来なら塾の先生の仕事だけど、そこまで中々、面倒見が行き届かないこともあるので、
そういうときは母の出番になる。

母がやるバックアップで大切なことは、一緒に問題を解いていくというよりは、
志望校に出題される部分で、どこが穴かを探るのが仕事になるんだよ~。

もし出来たら過去問10年ぶんくらいを分析していくのね。
理科の月の部分が数年ごとに出るのであれば、来年出る可能性が高いかもしれない。
そういう分析をまず進めてみて、子どもと一緒に、推理していくんだよ。

まあ、母がひとりで勝手にやってもいいけど、その情報を子どもに教える。
それで、やるべきポイントを一緒に確認していくと本人も納得感が出るかも。
それで、じゃあ、その問題をやらせてみて、出来ないとなると、
そこが穴であると言えるわけだから、やっていただくしかないよね。

母がやるべきは、スケジュール管理なんだよね。
本人が丸付けするのはすごくいいことで、母がやるよりはこれからのためになると思うよ。
これからは計画表はきちんと組んで、確認ノートを要にするといいよね。

やったかどうかの確認、丸付け後の確認(本当は×なのに○にする子、多いからね)
それで、「やった!」」という細かい達成感を親子で味わってください。
「やれた!」ってことが自信に繋がるような言葉かけを、
自宅と塾がダブルでしていけるように塾の先生にもお願いしてみてね。

ともかく、今からは過去問、過去問、過去問になっていく。
あれは本当に神の指南書だから大事に利用するのよ。
本人も過去問が取れないと「やべ!」ってことになるから、
上手に励まして、一日一日、志望校に近付くように戦略練ってね。

時間はまだまだたくさんある。頑張るのはこれからだよ~!



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Q47 

りんこさん、こんにちは。いつも楽しみに見ています。
相談なんですが、いいですか?
ウチの6年息子、全然エンジンがかかりません。
成績もこのところずっと低空飛行。
とても第一志望なんて夢のまた夢です。
それで、こないだ塾の面談に行ったんです。
塾の先生に「息子は○○中学を第一志望にしています」と言ったら、
ものすごく引かれました。先生は遠まわしに「無謀だから考え直せ」と言うんです。
でも息子は第一志望しか受けない!とまで頑ななのに、成績は伸びず・・・。
もう私は毎日が辛くて辛くて、どう気持ちをもっていったらいいのか、憂鬱な日々です。とりとめもありませんが、何かアドバイスください。
(TKさんよりご質問いただきました)

A47

第一志望校があるってことは実は素晴らしいことなんだよ。
人って具体的な目標があると、そこでの生活やら夢やらが描きやすくなるじゃん?
中学受験も同じで、あの制服を着て、
あの駅で降りて、この部活に入って、
ああ、すごく楽しい毎日が待っているんだろうなぁって想像することが、
親子のモチベーションになるんだよね。

人参はあった方がないよりも数段いい。
あっしはね、第一志望はどんな高嶺の花であっても受けるべきじゃないかと思うわけ。
そこを目指してきたんだから、玉砕だろうが、記念受験だろうが、
目標に向かって努力をしてきたってことが、
その受験である意味、完結すると思うんだよね。

もし残念な結果で終わっても、そこで学ぶものは大きいんじゃないかな。
手が届かなかったという理由を考えることは
ものすごく大きな財産になるとも思っているんだ。
でも、今から、玉砕を想像して諦める必要もないわけで、
その時期には全然早いと思う。

今は、何が第一志望校に行くためには抜けているのかを
親子で考える時期だと思うんだよね。
勉強に対する集中力なのか、具体的穴を見つけられていないのか、
穴がありすぎて大混乱状態なのかを見極めて、
ひとつずつ対策していく時期なんだと思うよ。

第一志望校でもし正答率が出ているならば、
そこの正答率が高い問題が解けないとアウトなわけで、
まずこの辺がヒントになってくると思う。
7割の人が出来ていて、それがチンプンカンプンであるならば、
至急にその単元を埋めていく作業をしないといけないよね。

これからは親の分析にかかってきているとも言える。
もし分析できないなら、塾によく相談して、
どうすれば穴を埋められる作業ができるのかの具体的対応策
(今日はこの問題をやって、明日はこれを解いてみたいな対応ね)
を聞くべきだと思うよ~。
高い金出しているんだから、お任せでほっとかないで、塾を利用してね。

ひとつの単元が解った!っていう実感を掴めたならば、
そこからグッと伸びる子はいっぱいいる。
パズルが繋がる感じ?そういう実感をまず持ってもらえるように、
まずは分析、そして戦略あるのみだよ~。

そして、母は忙しいんだけど、冷静に適応校を調べてね。
第一志望は外せないとしたら、戦略として、
どの日程で合格を取っていくのかを具体的に決めて行く時期に入っているよ。

その数、ものすごいパターンがあるので、
直前ではパニックになって考えられなくなる。
行かせて悔いなしの学校を複数持っているということが、
これからのお守りになっていくので、
母は真剣に学校説明会に乗りこんで、ガンガン学校に切り込んでいってね。
一生の問題になってくるので、強気で行くんだよ。

これから、やることが多過ぎて、母も大変になってくる時期だけど、
ここからが中学受験の本領。
子どもと一緒に伴走するつもりで懸命に走り出すのが秋だと思う。
これから偏差値が10も15も伸びて行く子もたくさんいる。

母がまずやる気になって引っ張って行く、これも大事なこと。
諦めたら、そこで止まってしまうので、
母は最後まで諦めないってこころを強くして頑張る時期がきたってこと。
第一志望校に一歩、一歩、近付こう!



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Q46 

 小6まさに嵐のような夏期講習がおわり、くたくた秋からの分厚いテ ストを、
もらって息子は暗い中帰ってきました。
「ママ、いい話 と、悪いはなしがある。どっちが先にききたい?」 
私は、ドキッと しながらも「まずはいい話から。」と。 
でも一瞬 間があき 息子 は「ううん悪い話から...」  
右手をゆっくりあげ、人差し指を 一本だけ。
  
不覚にも、涙があふれてしまいました。息子の目にも涙が。
暗い夜道の中、家まで無言で2人たどり着きました。

もちろん100%完璧にすぎた夏期講習ではありません。
毎日、エン ジンのかからない息子をなだめたり、しかったり、はげましたり、
怒 鳴ってテキストもよく飛びました。でも、息子 がんばったんです。
小テストの見直しも、メモチェも、
苦手な理科の分野は先生から言わ れた通り本科テキスト読んでから、
授業に出たり、文句たらたらなが らも...

学校の友達からは付き合いが悪いといわれ、一時は悩みながらも、
受  験が終わったら遊ぶんだと自分で気持ちを整理して。
  
なのに、私はそんな息子に 「周りの子はもっとがんばったからじゃ  ない!
何してるの!ほかの子は 本気で合格したいから必死にこの夏 休みがんばったのに!
もう間に合わない!過ぎた時間は帰ってこない  のよ!・・・

もっともっと言ってしまった。傷つけてしまいました。
どうしたらいいのでしょう
一番つらいであろう息子をかなり追い詰めてしまった。

今日が最終講習テストの日でしたが、こんな状態だったので、
当然息子もやるきもなくし、なきながら布団かぶって寝てしまいました。
それでも、今朝は、目をはらしながら、テスト受けにいきました。

どうして この時期にクラス落ちなのでしょう・・・
もちろん うちの子が 努力が足りなかったのですが・・・
再度 立ち上がれるか かなり不安です。(MAKIさんよりご質問いただきました)



A46


夏休み終了しましたね。6年母、そろそろ地獄の2丁目が顔を出してくるころですが、
いかがお過ごしでしょうか?

まず、夏期講習に皆勤に近く出席されたお子さんを持つ母。
学年を問いませんよ、まずねお子さんを褒めましょう。
「夏、がんばったね」って。

こころにも思っていなくて結構。口先だけで結構なので
「行ききった事実」を声に出して褒めましょう。
お子さんはあの固い椅子に座って、面白くもない講義を一日中、
来る日も来る日も受け続けて来たんですよ。
まず、それを「偉い!」と「やりきったね」と言ってあげてください。
母、もちろん、自分自身にも言ってあげるんだよ。
あたしはお弁当、がんばった!と自分を褒めてあげてください。
そこから秋が始まります。

結論から言いましょう。秋、晩秋と成績がドンドンと勢いよく下がる子がいます。
これが普通です。
MAKIさんのお子さんは1クラス落ちだったんでしょ?ならいーじゃん。
私なんて2クラス落とされて、ショックで寝込みましたから。(←本当に動けなくなった)

秋はね、みんなもエンジンかけてくるし、夏の疲れもあるし、
学校行事はクソ多いし、夏の成果が結びつかないし、成績が面白いように下がります。

そこをこらえましょう。夏の成果は冬に出るんです。下がった→もうダメだ→
やる気を失う、これが一番まずいパターンです。
下がっても、一歩づつ頂上に向かっていると信じて、
今まで通りのスケジュールをこなした子が冬に実力を発揮できるんです。
今がこらえどきなんだよ。

これから過去問を本格的にやる時期に入って来ます。
いいですか?入試は問題集ではなく過去問から出る!んです。
これに取り組みながら、具体的に志望校をいかにして攻略するのか
の作戦を練ってください。

目の前にある問題が6割出来れば、あなたの子どもは合格です。
クラスが落ちたの、なんのって実はどうでもいいことなんです。
秋、成績は落ちます。だけどここから本気になったヤツが受験を制します。

さあ、母は気合いを入れ直して、見張りをガンガンしていきましょう。
傷付けることを言ってしまった?
そんなん、あったりまえです。そんなこと親子でいちいち気にしてたら、
これから地獄の1丁目は乗り越えられません。
山の頂上になってくると、母は酸素不足の息切れで怒鳴ることも
段々出来なくなりますから、今のうちに怒鳴りましょう。
志望校は決まっていますか?さあ、目指す学校に向かって一歩づつGO!ですよー!



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Q45

こんにちは。いつも楽しくブログ拝見しています。
今年の2月から室長(大手塾)が変わりました。
あくの強い室長で、保護者会や電話相談などで話すと、心にザラついた感じが残り、
どうしても好きになれません。
保護者会では、学年全体が「できない」「レベル低い」を連呼し、
自分の出した例題をこどもたちが答えられないと、
クラス全体に「パー」「低レベル」「常識ない」を浴びせます。
塾の講師との信頼関係って6年生まで大切ですよね。
「嫌いだ」と思ったらさっさと他の塾に変わるべきなのでしょうか。
他には不満はなく、むしろ満足しているのです。
子供のほうはまあなんとかやっていけると思う、と言いますが、
大切な最終学年をこのいやな室長とやりとりしなければならないのかと思うとちょっと...。
室長も塾講師という職業は「社会のドロップアウト」とか言っていますので、
期待はするまいとも考えますが、それにしても社会人として非常識すぎると感じるのです。
いかが思われますか?今5年生です。
(Sさんよりメールいただきました)

A45
パッと見たとき「室長が好きになってしまった」と読んでしまい、
「きゃー♡」って思ってしまい、ごめんよ。そっか、逆なんだね。

その品のない室長、何処のドイツだ!本部に言ったろか~!?(怒)
もしN方式で室長が担任じゃなくて、
保護者会で話す程度の人だったら(つまり自分とかかわりが余りないなら)
あっしなら、そのままソイツは無視して通い続ける。

室長のことが好きにならなくても、受験は受かるから。
それよりも、かかわりのある人を大事にすると思うんだよね。
思い起こせば、娘レディのときの室長は3年間で2人変わったんだが、
どっちもタコで、超ムカついたんだが、担任の先生はすごく良い先生で、
滅茶苦茶親身だった。

スケジュール管理から、テキストの何処を自宅でやってくればいいのかまでの
表を作ってくれた程だった(希望者全員)。
だから、室長が居ようが居まいが関係なかったってこともある。

けれども、その室長に授業も受ける、
受験相談もしてもらわざるを得ないんだったらちょっと考えるかな。

我が子にも相談して、ソイツの言動によって我が子の(母ではない)モチベーションが
落ちるならば、5年生だからこそ、思い切って転塾を考えると思うな。
ただし、転塾先で同じ思いをしないために、候補となる塾にどんな先生がいて、
どんな室長で、その教室ではどんな実績を上げていて、
どういう授業(予習式とか復習方式とかね)をしているのかということを調べると思う。

それで6年になるときに室長が変わる可能性があるのかを今の塾も含めて、内偵すると思うなぁ。
我が子が嫌がっていない、偏差値も落ちていないということならば、このまま様子をみる。
我が子が嫌がっている&偏差値も下降の一途、
ならば、上記のように通える範囲の塾をリサーチしてみたら~?っていうのがあっしの意見。
悔いのないように、冷静に自分の気持ちを見定めてみてね。


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Q44

こんばんは。初めてメールします。ご意見をお聞かせいただきたいのです。
娘は今小学6年生。今年3月に受験をしたいと言い出し自分から夢中に
なれるものがなかったので私は快諾しました。
そしてその行きたい学校が偏差値で言うと55強。
娘は先週の模試 で算数が8点と言う恐ろしい結果です。
もちろん偏差値は36。正直涙が出てきました。塾には楽しく
行っておりそれなりに机にも向かっています。

ただ、算数は場数を踏んでいないせいもありほとんど
今まで見たこと もない問題ばかりです。
弁当作って高額な塾代を払って結果が8点ではやはりやりきれ ません。
塾の責任だとは全く思っておりません。
どこも受け入れてくれなかっ た娘を引き受けてくださり感謝しております。
ただ、娘には個別塾のほうがいいのかと思うようになりました。
娘は授業形式の塾が好きでみんなで塾弁を食べるのが楽しみのようで す。

今更塾を変えようって提案すると、きっと娘は驚くし疑問に思うで しょう。
それに個別は高いです。
今と同じ時間塾で過ごそうとすると軽く10万はいるでしょうね...
夏前に転塾する生徒もいるとは聞きますが実際のところどうなんで しょうか? 
どうかアドバイスお願いします
眠れぬ母より

A44

眠れぬ母さん、お返事遅くなってごめんね。
自分から受験したいなんて言ってくれるなんて、すごいね。
結論から言えば、転塾なら夏前が、ラストチャンスだよね。

秋からというのはもうどの塾も仕上げに入る時期なので、
その塾(含個別)のシステムにそれから合わせるのも大変なんだよね。
決断するなら今が最後かなぁって正直思います。

個別と今の集団塾、どちらがいいかという質問だと思うけど、
お嬢さんのタイプにもよるけど、私なら環境はコロコロ変えないかなぁ。
塾を転塾、転塾って繰り返す母が時々いるんだけどね、結果があまりよくないんだよね。

どの塾も学校でいうシラバスみたいなものが、ちゃんとあって、
その指導方針に従って、3年、あるいいは2年くらいをかけて、
学力と心構えを含めたものを入試までに作っていくんだよね。
それが当然だけど、塾によってやり方が違うんだよね。

何か、ものすごく不都合があるとか、不満がある場合は転塾やむなしなんだけど、
この短い期間しか通っていなくて、せっかく慣れただろうに、
また違うところっていうのはリスクのほうが高い気がするんだけど、どうだろう?

それよりも、今の塾に「8点で泣けて仕方なかった」って言いに行きなよ。
きっと先生は何かアドバイスをくれるから、そこの対応なんかを総合的にみて
夏休み前までに決断をくだしたらどうかなぁって思う。

でもさ、いつも8点なわけではないんでしょう?
たまたま8点だったのなら、解っていないところが大きく解ってよかったって風にとらえようよ。
6年から受験勉強を始めたのならば、テストそのものに慣れるのも時間かかるから、
一回の8点で何も決まらないよ~って思う。

みんなも頑張っているから、一気に偏差値っていうのは上がっていかないんだよね。
やっぱり一段一段積み重ねていくしかないと思うんだよね~。

母は入試までを逆算して、ものすごく焦るんだけど、
子どもは大人との時間感覚が違うからね、母が焦れば焦るほど、
逆効果になるってことが辛いよね。

もし通常偏差値が36ならば、母は第一志望校以外に、
幅広く、お嬢さんに合った学校を探すのが、お勉強をみることよりも大事なことだから、
これから頑張って説明会に参加してみてね。
偏差値が志望校を狙えそうな位置にいるならば、
ここから一歩一歩、弱い、理解不足だと思われる穴を埋める作業をするしかないから、
一回二回のテストで一喜一憂しないことが、長丁場を乗り切る秘訣でもあるんだよ~。



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Q43 

塾と併用して家庭教師(我が家はサラリーマン家庭なので
経済的にはたいへん負担ですが)というかたもおられます。
りんこさんのお考えを教えてください。
こどもとバトルが続くと、わたしがそばにいないほうがいいのかも、
と正直思ったりもしています。(男子母より)

A43

塾との併用で家庭教師、個別を利用している人も結構いるよね。

特に夏期講習などで午後からの講義だったりすると
午前中は個別に突っ込んじゃえ!という感じで利用する人も多い。

アタシは何のためにそれを利用するのかがはっきりと意識できるならば、
且つ、お金が豊富にあるのであれば、それも有りなのかもとは思う。

ただ、自宅では勉強しないから、その代わりに家庭教師をと安易に頼むのは反対だ。
何故ならWスクール状態になって、余計に消化不良になりかねないからだ。

家庭教師や個別をお願いするときは、闇雲に成績を上げて!とお願いするよりは
「月がチンプンカンプン」「連比は死ぬほど嫌」などと
具体的に依頼したほうが精度は上がる。

相手はプロだから、我が子の穴を見つけて、
すべてお任せでやれるだろうというのは、
塾に突っ込めば、塾が何とかやってくれるだろうという発想と同じだ。

親子で依存心ばかりが強くなる。

中学受験は誰かが何かをやってくれるものではなく、
自分の手で一生懸命、問題を考えて、解る喜びを知るものなのだ。

子どもが年齢的に自分の穴の把握が出来ないのであれば、
親がその穴を見つけて指摘していかなければ、
中々思うように成績は上がっていかないのだと思う。

家庭教師をつければ、その分、子どもとの接触が減るから、
親子バトルが減るという意見もあるかもしれないが、アタシは眉唾ものだと思う。

多分、ウチの場合、家庭教師をお願いしたらこうなる。
「ほら!もうすぐ先生がお見えの時間よ!
何やっているの!先生の出した宿題はやったの?(既に怒りモード)」

「うっせーな、今、やろうと思ったのに、もうやる気がなくなった!」

「はぁ?家庭教師、いったいいくらすると思ってるの?(怒り×マックス)」

「俺が頼んだわけじゃないだろう?アンタが勝手にやったくせに!」

「あんだとー!?もう一回言ってみろ!!」

なんつー、結果が目に見える。

塾でも同じバトルがあるっつーのに、
その上、家庭教師でも同じバトルをやるとしたら、とても身が持たないと、
アタシは遠慮しておきたい。

(鳥居りんこへのご質問お待ちしております)



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Q42


小学6年男子の母です。
子どもは、 勉強に身が入らず、成績も上がらず、
でも、志望校には「大丈夫。入る!」と豪語する手のつけられない能天気な男です(T_T)
わたしのほうは、子どもがいない時間はとにかく横になっていたいくらい疲労しています。
りんこさんは、タコ太君が受験生のとき、
タコ太君が学校に行っている間はどのように過ごしていましたか?
映画に行ったり、ランチに行くのも、罰が当たるような気がして、
最近では、家事と学校の役員仕事以外は家で横になってます。
反抗期の子どもとやりあうのも、とても体力が入り、
お昼休んでいても夜はぐっすりです。
りんこさん自身の当時の日常(こどもが学校や塾に行っている間)を教えてください。
また、塾での課題が多く、もちろん解きなおしも膨大で、
なかなかりんこさんが書籍でご紹介されている基本的なドリルまで手がつけられません。
塾のスタイルもあると思いますが、
塾を信じ、もはや勉強は教えられなくなっている母なので、見守るしかないのでしょうか?
いろいろすみません。あまりにつらく、メールしました。
ご意見お知らせください。
男子母より。


A42

子どもが受験のときって、母は疲れるんだよね。
特に何にもしているわけじゃないのに、すっごく疲れる。

男子母さん、家事だけでも立派なもんだよ。それプラス6年なのに役員やってんでしょ?
すごいよ、それ。役員って仕事より大変だと思うもん。

もうね、寝てていいです。それだけ心労があんだよね。
アタシ、何やってたかなぁって思い出すに、
不安で不安で仕方なかったから、たこ太がやるであろう、
その日の課題を解くなんていう絶対やってはいけないことをやってたりしたんだよね。
これはやっても意味がないどころか、言わなくていいことまで言っちゃうので、
母はやっちゃ駄目よ~。
母が解けようがどうしようが、そんなん受験に関係ないからね。

アタシは家で内職(Z会の添削だよーん)してたので、
その締め切りとの戦いの日々だったんだけど、
何やるにも、アタシはとろくてさ、なんかすぐに午後4時20分になっちゃうんだよね。
その時間にたこ太を車で送っていかないといけなかったから、
その前にお弁当を作らなくちゃいけないし、
妹の面倒も多少はみないといけなかったから、午後はバタバタだった気がする。

特に何もしてないのに日々がジェット機のように飛び去る気がして、
ものすごく焦りばかりを感じてたよ~。
何をしても、誰と話しても受験のことしか考えられなかったし、
その話題は嫌なのに、その話題しか話したくなくなるという病気にかかっていたよね~。

でも、まあそういう日々なんだよ。段々、引きこもりのようになっていったわね~
(人と話すとすごく落ち込んだんだよ)。

もう寝たいときに寝るっていうのは正しいと思うよ。
母はそれだけ疲れているのさ。
塾以外の参考書だけど、広げてもいいことがないので、やらなくていいよ。

やるべきはね、サピの母は特にそうなんだけど、プリント類の取捨選択をしてあげてね。
秋以降に過去問を分析したときに類題を提示してくれない塾であれば、
母が穴になっている部分の類題を見つけて、やるように促すんだよ~。

でも、それは秋以降でいいから、今は塾にお任せでいいと思う。
秋以降、過去問をやるようになったら、
母も性根を据えて子どもと一緒に分析できるようになったら最高だね。
それまでは体力、温存!
とにかく母は丈夫が一番!母が倒れたら代わりがいないので、
それだけ気を付ければとりあえずは大丈夫よ~!



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Q41 
現在愚息はかなりのチャレンジでNのR4偏差値58の男子校を第一志望校にしており、
夏季合宿(3泊4日)には参加した方が良いのか迷っております。
愚息はとても幼く、一人では勉強に集中できず、家庭学習では監視が必要なタイプです。
受験に対する意欲もかなり欠けています。
そこで、合宿に参加したらやる気満々の仲間たちの影響をうけて夏以降に成績UPとなるのか、
合宿中に私の厳しい監視を逃れて羽をのばして
成績DOWNとなるのかいろいろ想像して悩んでおります。
アドバイスよろしくお願い致します。

ムーミンママ


A41 

結論から言えば「行ったらどう?」である。
子ども自身が合宿に行くことを何が何でも拒否しているという場合を除き、
参加してみるのも悪くないのでは?というのがアタシの考えだ。

夏期合宿というのは、朝から晩まで「勉強・勉強・勉強」であるし、
担当講師の気合いもハンパなく、受験に関係しない人からみたら異常な集団であるとは思う。
経験してきた子どもたちに聞けば「まさに地獄」であると答える子は多い。
しかし、これが中学受験の不思議なところで、子どもたちは嫌がってはいない。

想像であるが夏期合宿には「達成感」があるのだと思う。

子どもたちに受験終了後に「中学受験を振り返って」というお題で感想を求めると、
合宿を経験した子は、長い受験期間の中でこの夏期合宿の話をしてくれることが多い。

「あれがあったから最後まで頑張れた」
「あの辛さを考えたら、秋以降なんて楽勝そのもの」
「本当に充実していた」
「自分だって、こんだけ頑張れるんだって実感した」
というような感想を言ってくれることが多い。

「全く無駄だった」とか「行って損した」という声を聞かないのが不思議だ。

つまり、一言で言えばたくましくなるんだと思う。

中学受験はその気になった者が勝つ。
「絶対に入ってみせる!」という気持ちでぶつかった者が受かる。

それには「これだけやってきた」「こんなに頑張った」「これ以上はやれない」
という裏付けが必要なのだ。

それを夏期講習の時点で各塾は子どもたちに、その気持ちを植え付け、
秋に向かって大きく幹を育てようとしているのだと思うが、
その顕著なものが夏期合宿なんだろう。

それほど、中学受験は「気持ち」が大切なのである。

ただし、合宿に行きさえすれば、漏れなく成績アップになるというのは幻想だ。
それを目指すと9月にとんでもない結果が返ってきて、母は絶望の淵を彷徨うので、
そういう夢物語は期待してはいけない。

夏は基礎学力と「中学受験をするのだ!」という気持ちを根っこの部分で育てる期間なのだ。
受験にはこのふたつは必須要素なので、これを鍛えてもらえるという意味で、
アタシは家でダラダラするよりは、夏期合宿いいんじゃないの?と思う派である。



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オバケット

プロフィール

りんこ

鳥居りんこ・・・1962年生まれ。エッセイスト。
ひょんなことから自前のHPに我が子の中学受験体験談を連載。
後に「偏差値30からの中学受験合格記」として学研より出版。
その他著作として「ノープロブレム答えのない子育て」 「本当に聞きたかったQ&A ぶっちゃけどうよ!?」など。
湘南の漁村に住んでいる。出来の悪い子どもの話と夫婦仲がよろしくない話は三度の飯より好きかも。

ブログお問い合わせ先
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