たこゆきが骨を折りやがりまして(その1)

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今、アタクシは大変ザマス。
たこゆき(ダンナ)が足首を折りやがりましたの。

ええ、ええ。もちろん誰が悪いわけじゃありませんわ。
自爆ですもの。
波打ち際でボードから降りようとしただけなのに、派手に折りやがりましたの。
どーしたら、そんなことでポッキリといってしまうのか、意味分からん。

あったま来たから、お姑に言いつけてやりましたわ。
「お宅の息子さんが骨を折りやがりまして(超迷惑なんですけどぉ)!」
お姑、肝が据わっていますから、全く動じず
「内臓の病気とかじゃないから、足くらいええで~。
今更、嫁入りでもあるまいし、五体不満足で結構、結構。
迷惑かけるけど、頼みますね!」と涼しい顔です。

まあ、折ったもん、仕方ないザマス。

まず海から運んだザマス。
ここらの海は夏の間は商売繁忙期で、
ビーチに面した駐車場はどこも全部有料2000円なんですが、
管理人のオジちゃんはやさしかった。

「怪我した人の家族?いいよ、いいよ、入りな!
ここからグーッと近付けるところまで入っていいから!」と言われ、
調子こいたアタクシは砂浜の上に車を出動させたのであります
(ちなみに4WDではない)。

オジちゃん「おい!それ以上行くとタイヤが埋もれて動けなくなる!限度がある!」
って呆れましたわ。
でもオジちゃん、車内が砂だらけになるからって、
大きなビニール袋までくれて最高いい人でした。
ありがとう、オジちゃん!

で、仲間3人がかりで波打ち際から運ばれたダンナはA救急病院送りになりましたの。
でも、あいにく日曜。ドクターは整形外科医でありませんが、
さすが医者!的確な診断。

「まあ、手術は免れませんね~。明日、専門医に診せてくださいね」
ってことでその日は固定して帰ります。

でもって、翌日、同じ病院に朝一番でちゃりで乗り付け、
順番を確保する可哀そうなアタクシです。

で、帰るや、否や、ダンナを乗せて車で再びA総合病院まで向い、
車いすをセットし、ダンナを運び、車を駐車場に運び、戻って、今度は延々待ちます。
ああ、世の中には怪我人がウジョウジョいるんですね~。

やっと呼ばれて「やっぱ骨折決定!要手術!」と言われたところまではいいのですが、
なんと人手不足で手術ドクターがいないので、
来週の月曜まで手術はここでは無理!と突き放されます。

「ええーーーー!!!???」と同時に叫ぶ、ダンナとアタクシ。

ダンナはそれまで仕事が出来なくなる!と慌て、
アタクシはそれまでダンナが家にいるんかい!?とうんざりしたのでございます。

「それじゃあんまりだから、紹介状書くから、B総合病院かC総合病院に行って!
そこならスタッフもきっといるよ」という見切り発車をされ、
その病院を追い出されたのであります。

ええーーーーー!!!???
朝イチで入ったのに、何もしてもらえないまま、もう11時近いんですが・・・。

とにかく、大急ぎで(道に迷いながら)B病院到着です。
「受け付けは11時で終了です」と冷たく言い放たれ、クラクラきました。
そのとき、11時10分。

受付のオバちゃん「紹介状を書いたA総合病院が緊急手術と認めた場合、
こちらにそのドクターから依頼の電話があるのが決まり。
ないので緊急とは認めません」と一点張りです。

A総合病院には人手不足で断られ、B総合病院には時間外を理由に断られるという、
ついていないたこゆきです。日頃の行いか!?

しっかし、アタクシは別に睨んだり、脅したりはしていないのですが、
どういうわけか、ドクターとのお目どおりが許されることになり、
それから再び延々待って、やっと受診にありつけたというわけです。

やっぱ答えは一緒。「即入院、手術」です。

それにしても、日本のお寒い病院事情。
ジジイが末期がんのときにも感じましたが、日本の医療ってなんかわからないけど、
どこかがおかしいような気がするのはアタクシだけでしょうか?
総合病院の過酷なドクターたちの勤務状況をチラ見しただけですが、
なんか、どっかが間違っているような気がします。

そんなこんなで、車いすの押し方に慣れていないアタクシは、
車幅感覚が上手く掴めずに、
痛いほうの足をぶつけてしまうということを数回繰り返し、
そのたびに身をよじるたこゆきなのでした。

わざとじゃないんだが、ごめんよ~。(続く)



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コメント(10)

あらら〜
たこゆきさん大変な事になりましたね
りんこさんの心中もお察しします
どうかお大事になさって下さいね〜!

なんだかこっちまで足首が痛くなっちゃいますよ。
しばらく大変ですね。

うちの次男も生後2カ月で感染症になったとき、ベッドの空きがなくて桜木町の夜間診療所から横須賀まで運ばれました。

よくテレビとかで医師不足と言われていますが、それでも毎年数万人単位で医者が誕生しているんじゃないのかい!?なんて思うのは私だけでしょうか。


病人、けが人も多いのかな?

その後の経過はいかがでしょうか。

車椅子の運転は、一般人は「上手」なわけないのでご安心を^0^!
そのうち、ご主人様が自ら運転なさるようになるはずですから
上達するはずでございます!

看病する側が具合悪くならないように、ご自愛くださいませ。

その後いかがですか? 今が1番つらい頃でしょうか?
りんこさんも色々と用事が増えて大変かとお察しします。
お疲れの出ませんように・・・

我が家も今年に入ってから母の入院、父の長期入院(1月から6月半ばまで)、
その間の母の緊急入院と病院とはずいぶん懇意にして(笑)おりましたもので
お寒い事情はみにつまされるものでした。
極めつけは父の転院。
老健も、療養型病院もすべて断られ、しかもケアマネもケースワーカーも
ほとんど情報を持ってきてくれない。
母はノイローゼ寸前になるし本当に大変でした。
今は問題はあるものの何とか介護付き老人ホームのような所に入れましたが。
ほんとに日本はどうなるんでしょうね?我々の頃はどうなるのか?

りんこさんも無理されませんように、周りが元気なのが1番ですから!!

またまた、大変なことに!

手術、無事の成功をお祈りいたしまする。

りんこさん、お世話係頑張ってください~~~

〉かぐらちゃん

お見舞いありがとう!
もうすっかり飽きたのに、全然、治りません(号泣)

>ukoちゃん

ええーーー??桜木町から横須賀!?
三浦半島まで行っちゃったの?心配だったね~
本当に毎年、数千単位で医者になってるだろうに
なんで足りないんだーーー!!!
なんか医療界は不思議だ。

>マダムていらぁ~ちゃん
車いすが上手くなる前に松葉杖生活が始まりました。
いっそう、ウザいです(涙)

>ラルゴちゃん
ラルちゃんのが全然、大変じゃん!
辛かったね~
もうひとりで何もかも抱えて!
近くだったら、一緒に飲んで愚痴愚痴言い合うのにね。
お互い頑張り過ぎないようにしようね!

>がちゃこちゃん
メッセありがとう!
手術は成功しました。
が、いっそうウザいです。
疲れたよー!

オバケット

プロフィール

鳥居りんこ・・・1962年生まれ。エッセイスト。
ひょんなことから自前のHPに我が子の中学受験体験談を連載。
後に「偏差値30からの中学受験合格記」として学研より出版。
その他著作として「ノープロブレム答えのない子育て」 「本当に聞きたかったQ&A ぶっちゃけどうよ!?」など。
湘南の漁村に住んでいる。出来の悪い子どもの話と夫婦仲がよろしくない話は三度の飯より好きかも。

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